蒲田切子のお店、「手仕事ショップ・フォレスト」では、
「大田区住まいのキリコとてぬこ」展を開催しています。
今年で9回目となります。

切子と注染手ぬぐいは、日本の伝統工芸、日本の手仕事品です。8年間一緒に活動してみると、制作の背景につながる糸が少し見えてきました。

切子も注染手ぬぐいも、模様を生み出すには、ガラスを削る、型紙を切る。素材を減らす、マイナスする、引き算の表現です。絵画のように、素材(紙)に、絵の具を増やす、プラスする、足し算する表現とは、対照的です。

ガラスは、削ったら、元にはもどれない。
型紙は、切ったら、元にはもどれない。

プレーンなグラスは、そのままでも十分使える。
晒した木綿も、そのままでも十分使える。

人間で言えば、このままでも、生きていけるのだけど、
我が身を削ってでも、未来変えていく気持ちなのでしょうか。もう後戻りはできないけれど、新しい喜びを生み出すことかもしれません。

その視点から眺めてみると、切子や注染手ぬぐいは、人間にとって、変革へ、未来へ勇気をもらえる工芸品だったかもしれませんね。幕末に江戸切子、薩摩切子が生まれたのも理解できますね。また、祭りに御輿を担いで自己リセット、自己再生する道具に注染手ぬぐいが欠かせないのもうなずけます。

今の時代に生まれたキリコとてぬこの糸を感じて、見ていただくのも楽しいかもしれません。
お待ちしています。

大田区住まいのキリコとてぬこ vol.9
2024年5月25日(土)〜6月16日(日)
11時から18時まで
会期中水曜日休み

手仕事ショップ・フォレスト
東急池上線久が原駅下車3分ライラック通り
東京都大田区久が原3-34-13
03-5748-7321

#大田区住まいのキリコとてぬこ
#蒲田切子
#とことわ

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53 いいね! ('24/05/29 12:01 時点)