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一粒万倍(いちりゅうまんばい)とは、

一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる

という意味。

何事を始めるにも良い日ともされ、

仕事始め、開店、出店、お金を出すことに

吉であるとされる。

一粒のヒントやアイデアが

あなたの運を万倍にする。

ビジネス評論家石塚 毅の

ビジネス系開運コラム。

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最強寒波が1月24日火曜日から25日

水曜日にかけて首都圏にもやって来る!

とのことです。

降雪しないといいですね。

 


1、異次元の少子化対策って効果ある?

 

会計検査院が「子育て支援策影響調査」

をHPに掲載しています。

 

子育て支援策影響調査

dl.ndl.go.jp/pid/1165209/1/1

超ざっくり要約すると、

 

・地価が高いと少子化が進む

・教育志向が高まると少子化が進む

・女性が仕事して稼ぐ金額が上がると少子化が

    進む

・所得を上げても、子供の質を高めるための

    出費(教育投資など)も増えるため人数は

    増えない

・児童手当は効果がない

・保育所への投資は少し効果があるが予算を食う

 

2、明石市の成功事例


兵庫県明石市は、こどもを核としたまちづくりを

進め、独自の無料化による支援が充実しています。

高校卒業までの医療費や第2子以降の保育料、

おむつ定期便、中学校の給食費、公共施設の

入場料が無料で提供されています。

明石市では、子育てや教育に関する相談窓口が

充実しています。あかし子育て相談室などで直接

相談したり電話で相談したりと、ニーズに合った相談

方法が選択可能です。特にあかし子育て相談ダイヤル

では、24時間365日いつでも子育てに関する相談が

できます。

結果、2022年10月1日時点のデータによると、

明石市における0~14歳の子どもの人口は

42,651人です。これは明石市の人口全体の

約13.97%に相当します。


3、国は本気でやる気はあるのか?


少子化対策って将来必ず割に合う政策なのだから

思い切って国債を大量発行して明石市のように

安心を与えるような予算を投入したら、と思いますね。



でも岸田総理が財務省主導で金融引き締め、財政

健全化路線で考えたら、絶対にダメなんですけどね。

2月10日は次の日銀総裁人事の発表があります。

どうやら候補者は総裁も副総裁も全員が金融引き締

め派です。異次元の少子化対策はちょっと難しい、の

では?と考えざるを得ませんね。



(了)



石塚 毅(いしづか たけし)

1970年生まれ。ビジネス評論家。担当実績7,000社、相談実績15,000人に

裏付けされた企業経営・ビジネスモデル・社風・人材の情報通で博覧強記。

話がおもしろい!と評判。

ご質問・ご相談などはこちらまで。

ishizuka@keiei-c.jp