あんず文庫 掲載記事一覧
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- こんにちは。14-21時、開店いたします。 植物学者、牧野富太郎の命日だった昨日に関連させて、植物にまつわる本を新たに出して始まりです。葉や雑草を解説してくれる本や植物と人の歴史を追った本、ボタニカルアートなど。新本の小説『植物癒しと蟹の物語』も改めて。 緑に包まれながら本日も夜まで 2025/01/19(日)
- こんにちは。14-21時、開店いたします。 二週にわたった読書週間も今日が最後にあたります──が、きっとこちらをご覧下さる皆さんはいつだって本を想い、本を巡ることでしょう。ついては読書案内の関連本を新たに出して始まりです。最近こんな本を読んだよというお話もいつも通りお待ちしております。 2024/11/09(土)
- 一日が終わりました。 曖昧な天気のもと均一本を出していたら、後ろから声をかけて下さるご近所さんと幕開け。以降に遠近いずれからもお越しの方と続き、本当に有難い終日でありました。探されている本がちょうど手元にあった一幕もあり、未だに映じつつ消灯です。 本日も誠にありがとうございました。 2024/10/03(木)
- こんにちは。14-21時、開店いたします。 連日仕込んだインド関連本。今日はより広範に題を設けアジアにまつわるタイトルを。美術や歴史、時事関連。加えてインド、タゴールとも親交のあった岡倉覚三、またの名を天心関連本。掲げた「東洋の理想」を重ねて観る美術、思想を改めて。 本日も夜までです。 2024/08/10(土)
- 一日が終わりました。 昨日までよりはちょいとましかも知らん暑気。あるいはいよいよか……と己を疑い開けた間もなくご近所さん方。久しぶりにお越しの方も続かれて色々な本が渡りましたが、何より皆さんの変わらぬ姿にぐっときました。この激夏を一緒に生き抜きたい。 本日もありがとうございました。 2024/08/02(金)
- 一日が終わりました。 値付を進めつつ照る通りを見て芥川が真夏に去ったことを浮かべていたら偶然数冊の漱石。もし「その時」に生きていたらと考える。そして暑い中にいらして下さるご近所さんと日々の話をほろほろと。作家に「日々」はあったのかと消灯後にふと。 本日も誠にありがとうございました。 2024/07/24(水)
- 一日が終わりました。 時にしとしと、時にざあざあ。通りで跳ねる音の移ろいをしたためながら、雨に負けじと際限なく本の山に向かった日でした──が、とっても若いお客さん方が続いて下さったり、さらり数冊迎えられることが続いたり。これぞ梅雨という中でのご来店、本当にありがとうございました。 2024/07/12(金)
- 一日が終わりました。 開けて暫し暗くなりだす空模様。「降ったら涼しくなるからいいですね」と、お客さんと交わした直後に轟く雷鳴。全く笑えない様相を呈し始める外に困惑するも、店内で安穏なさる皆さんのそばにて落着。 一時は世の終焉を思わす天気、ご来店下さって本当にありがとうございました。 2024/07/06(土)
- 一日が終わりました。 水曜初営業に際してのどきどきと暑気への辟易が混じりつつ開けた日。平生は月曜にお見えの方がいらしたり、電車を乗り継いでおいでの方。そして初めてお越しの方も。曜日変更をご存知か否か、いずれも皆さんのご来店、本当に嬉しかったです。 本日も誠にありがとうございました。 2024/07/03(水)
- こんにちは。14-21時、開店いたします。 ビートルズ記念日だった昨日にたまたまお売り下さったブルース関連本、雑誌。ルーツをより探ってゆく今日、早速出して始まりです。いつまで経っても叶わぬスライド奏法、いつか習得したいと憧ればかり。雑誌は全て均一にて外で鳴っております。 本日も夜まで。 2024/06/30(日)
- 一日が終わりました。 よもや終日降るまいと思ったも甘い算段、終日の激雨。おかげで値付けと事務が進みに進む──中途、向うの道路をさっと謎の生きもの。夢か現か幻か、私もいよいよかと案じた直後にお客さん方のお声。有難い限りです。が、あれは何だったのか。 本日も誠にありがとうございました。 2024/06/28(金)
- こんにちは。14-21時、開店いたします。 今日が開催最終日にあたる宇野亞喜良展。於初台。つい先日観にいってまいりましたが、作品に光る芸術はもとより手がけられた作品の数々や幅の広さから想う、作家の職人ぶりに慄きました。ただ一つ、図録を購めなかったことを悔やみつつ──。本日も夜までです。 2024/06/16(日)
- こんにちは。14-21時、開店いたします。 ご近所のギャラリーLuft+altさんより、今日から始まる展示「夏至の庭で─榎本至男展─」の案内を頂戴しております。木工作家によるコンポティエや燭台のほか、ゲストのhibicoさんによるキャンドルも。来週に控える夏至ですが、もはや夏なる現在。ぜひ「庭」へ。 2024/06/15(土)
- こんにちは。14-21時、開店いたします。 連日出した図録や美術論。関連して今日は漫画本を新たに出して始まりです。クラシックな名作から現代をうつす作品までタイトル色々。ある一冊、手入れするつもりで開いたらば、打ち震えてしまい思わず閉じて、気付けば時間。いずれの作も、きっと。夜までです。 2024/05/27(月)
- こんにちは。14-21時、開店いたします。 昨日出した美術作品集、図録。今日はそれら絵画や図像を論じる本を出して始まりです。美学や電子美術、美術家による対談や雑誌など。絵や像ひいては芸術から何を観るのか、何を表しているのか。「美」とは何か。描かれた向こうを想いつつ、本日も夜までです。 2024/05/26(日)
- 一日が終わりました。 曖昧な天気の中、週始め。値付や整理をびしばし暫し、ご近所さん。入ったばかりの新刊を早速迎えて下さる昼下り。「詩集がほしくて」と仰るお声や金曜夜にと電車を乗り継ぎいらしてお声も続き、無事に今日も消灯です。 少し遅くなりましたが、ご来店誠にありがとうございました。 2024/05/24(金)
- 一週間が終わりました。 全体緩やかな中、初めてお見えの方や久々の再会が叶った方、ご近所さん方。皆さんじっくり本を選ばれたり読まれたり。近代詩から現代詩を主に出したおかげか、詩関連が特に渡り、最後は「宣言」から百年、シュルレアリスム本を出して消灯です。 今週もありがとうございました。 2024/05/13(月)
- 一日が終わりました。 まさしく立夏と言える気温、がらんとした店前通り。ううむと唸り均一本を出して開店していたら早速にお持込。有難い限りです。全体ゆっくりした日でしたが、色々な分野の本が併せられたり、これぞという一冊が選ばれたり。棚の隙間を想いて消灯。 本日もありがとうございました。 2024/05/05(日)
- 一日が終わりました。 暦を疑う陽が照るお昼、今日もどうかと念じたそばにお客さん方。冷珈琲や麦酒で暑気を溶かしつつ、皆さんじっくり本を迎えて下さって。書かれた言葉だけでなく、語られた言葉でも人は救われるなあと改めて。最後は店先の花に想いを重ね消灯です。 本日もありがとうございました。 2024/05/04(土)
- 一ヶ月が終わりました。 毎年お引越しにて、またしばしと交わすことの多い時期。今年もお声がちらほら、沈みかけるも皆さんご近所へ。ほっと。初めてお見えの方も久々の再会が叶った方とも春──をこえ夏ばむ季をともに過ごせました。新本も早速に、続々に。 今月もご来店誠にありがとうございました。 2024/04/29(月)
- 一日が終わりました。 開店直後にお客さん。じっくり棚をご覧になられ、こちらは本の山を崩しては築く。皆さんから連休前の柔かい気持がこちらにも伝わり、じんわり。渡るは哲学や小説、科学、新本など。開かれ閉じ、また開かれる本たちを今日とて見送り消灯です。 ご来店誠にありがとうございました。 2024/04/26(金)
- 一週間が終わりました。 お散歩日和が続いたおかげか、八万年ぶりにぱたぱた動き回れた週でした。買取のお持込も連日どっさり、有難い限りです。最後はご近所さんが入荷したての本を手に「寝る前の一冊を」と添えられて。薄明りにて浮かぶ本の山をなぞり消灯です。 今週も誠にありがとうございました。 2024/04/22(月)
- 一週間が終わりました。 全体緩やかときに包まれつつ、じっくり棚をご覧になるかた、読まれるかた。そして数冊から多くの買取本をお持込み下さるかたが連日に続き、しかと本の往来に立ち会えた──と、山を撫ぜつつ想えた週でした。そして、先の行方をも。 今週もご来店、誠にありがとうございました。 2024/04/15(月)
- 一日が終わりました。 昨日から整理を引継ぎ、そして値付に移る山が堆く何本か。ここぞと新たな鉛筆削りが活躍し幾分均すも、気付けば陽が暮れ焦り出す──が、丁度ご近所さんの変わらぬ姿。ご紹介の方々や久しい方、ご近所さん方が続き、結句すくわれほっとして。 本日も誠にありがとうございました。 2024/04/12(金)
- 一週間が終わりました。 ご近所の方からの買入が続いたり、各々の歩みや町の歴史について交歓なさる声々を重ねて聞けたり。今日はご近所「昔日の客」関口さんもふらりいらして、語らう大森の今昔。弊店にとっても特別な一冊とあんず灯を並べて一層想うこの地について。 今週もありがとうございました。 2024/04/08(月)
- 一週間が終わりました。 雨上がり遂に到来する春──どころか次の季節に掛かる日を経て結句落ち着く週でした。行きつ戻りつする天気のもと、友人のご紹介や電車でお越し下さる方、ご近所さん方と卯月を挟んで辿れました。仕舞いの今日は詩歌がよく渡り、なお佳日。 今週も誠にありがとうございました。 2024/04/01(月)
- 一週間が終わりました。 さらさらと柔らかく降る霧雨と鈍くどよんと降りた空気のもと開けた三月の二十五日。関連本は果して──と先を想っていたら、童話集がさらり渡り驚き喜ぶ。明日は犀星忌。杏酒をまずそのひと、そしてお客さん皆さんに傾け、乾して消灯です。 今週も誠にありがとうございました。 2024/03/25(月)
- 一日が終わりました。 いまいち春になりきれぬとも日和、昼下り。今週もどうかと念じ開けてまもなく、ご近所さんや電車を乗り継いでいらして下さるお姿。「ずっと探していた本なんです」と本屋冥利に尽きるお言葉を頂いてのち、お客さん方や友人たちと消灯まで、無事に。 本当に助けられてばかりです。 2024/03/22(金)
- 一週間が終わりました。 ぐっと春が近くになったらば、今度は寒風が吹きすさぶという転回しきりの週でした。それでも遠方や近くからのお姿のおかげさまで、安穏じわり。最後は「歌」についての数冊を差して消灯です。思えば通して詩歌を出した一週間──。 今週もご来店、誠にありがとうございました。 2024/03/18(月)
- 一日が終わりました。 開店直後ご近所さんのお姿。まだ使えるのに変更を要求される電子機器問題にぶうぶう文句を垂れて、しばし。「それにしても今日は静かな時間が続くねえ」と互いにしんみり──したらば嬉しい買取が続き、これからを希みぐっとしゃがんで消灯です。 本日もありがとうございました。 2024/03/15(金)
- 一日が終わりました。 しばしの休み明け。恐る恐る開けたら、嬉しいお姿。以降、体調を気遣って下さる声や色々な本を迎えられる姿を終日うかがえました。「一番の回復は棚の循環」と消灯間際にご近所さん。買取のお約束とまとめ買い。皆さんに助けられてばっかりです。 本当にありがとうございました。 2024/03/08(金)
- 【休業のお知らせ】 平素よりご愛顧賜り、誠にありがとうございます。 昨日よりお休みを頂戴しておりましたが先程受診した結果コロナ感染と判明しましたので、少し余裕をもって3/7(木)まで休業いたします。ご来店・ご用命を予定されていたかた、申し訳ございません。皆さまもご自愛なさいますよう。 2024/02/26(月)
- 一日が終わりました。 寒雨降りしきる様子を認めて奮起、今般追われる経理に臨む昼下り。あまりに集中できる状況に複雑な想いを抱きつつ、そろそろ珈琲もう一杯──開く扉。以降ご近所さん方やお誘い合わせでお越しの方も続き気付けば消灯、雨上がり。すくわれました。 本日もありがとうございました。 2024/02/23(金)
- 一日が終わりました。 近頃の春想う気候は流れ、寒が戻った金曜日。店内まで寒くならなくてもと浮かびつつ、時折開いた頁で止まりながらもずんずん進めた値付です。少しは均せた山の前でご近所さんとかすかな声で互いを労え、ほっと。心地よい疲労感をさげて消灯です。 本日もありがとうございました。 2024/02/17(土)
- 一週間が終わりました。 連休のおかげか均一箱はじめ各棚から満遍なく本が迎えられた週でした。「ずっと探していたんです」と古本屋冥利に尽きるお言葉もいくたび頂く。そして、数年越しに再会できた方々からの変わらぬお声。開け続けられていることを想い、消灯です。 今週もありがとうございました。 2024/02/13(火)
- 一日が終わりました。 絵本や詩集、図録や民話、分野を横断しまとめて迎えて下さるご近所さん。以降、色んな本が渡りつつ連休前にほっとなさる姿が消灯まで続いて下さり、そばでその安穏に包まれて値付をずんずん。まだ均せぬ山に対峙するも、やっぱり嬉しい眺望です。 本日もありがとうございました。 2024/02/10(土)
- 一週間が終わりました。 均一本や小説、詩歌、人文書。絵本や図録ほか様々が初めての方や久しい方、ご近所さん方へ連綿と渡る一方で、買取のお持込にて再度膨らむ山々を築けた週。その本の往来に、かいては積もる雪のさまが重なりほころぶ。 寒い日々や雪降る中のご来店、誠にありがとうございました。 2024/02/06(火)
- こんにちは。14-21時、開店いたします。 年々、季節の流れや変わり目がよりあやふやになるにつれ、時節の催しを自分なりにできたらよいなと想う頃。柄にもなく恵方巻きをはみ出勤する、節分の日。名作を再読し、「おに」なる存在を再考しつつ、本日も「ふく」なる皆さんのご来店をお待ちしております。 2024/02/03(土)
- 一ヶ月が終わりました。 ほぼ連日に嬉しい買取が続いては、本のお迎えも連なるような月でした。一方で年始のご挨拶から日々のことを杯に溶かす声と姿のそばに長くいられた気もします。最後に民話に関する本を出し消灯。文学関連を多く出せた今週のオーラスらしく。 今月も誠にありがとうございました。 2024/01/30(火)
- 一日が終わりました。 外へ本を出してまもなく扉の開く音。年末以来のお姿に、ほっと。均一本から始まり雑誌や洋書、取置本まで迎えられる一方で買取のお持込も続き有難い週始めになりました。ご近所さん方と「寒いねえ」なんて言いつつ消灯できる温かさ。 本日もご来店、誠にありがとうございました。 2024/01/27(土)
- 一週間が終わりました。 今週も遠近各地からお越しの方々が互いに交歓なさったり、眠る本を持ち込んで下さったり。寂しい上がりの日もあれど皆さんのお声で寒気は、ふっと。最後に最近買取の哲学関連を差して消灯です。想い入れのある本も含まれていて、嬉しい。 ご来店、誠にありがとうございました。 2024/01/23(火)
- こんにちは。14-21時、開店いたします。 大寒の日。二十四節気、最終節。通勤中の通りで横切った、しぼみつつ微かに咲く花の姿。わりあい好きな季節であってもこの頃の寒さは流石にこたえる。こころばかりは萎えずにありたい。 〈冬深く萎えし花々幾日ぞ〉──室生犀星の句を重ね、本日も夜までです。 2024/01/20(土)
- 一週間が終わりました。 数年来の文庫達が途端に渡ったり、かつてこの地で灯っていた天誠書林さんに通っていた方が気にしていらしたり。細くも確かな線をもった縁に溶けた週でした。今夜は、出したばかりの雑誌を買われ杯を傾けつつ読む姿も。ぐっと来る何か。 寒いなか今週もありがとうございました。 2024/01/16(火)
- 一週間が終わりました。 年末にいらした方が早速お見えになられたり久々にお越しの方が変わらぬ姿でいらしたり。古本初めや新年のひと休み、あるいは買取本のお持込。年始早々様々な形にて利用なさってぐっと。あらためて褌を締めてかかるつもりで、また金曜日からも。 今週もありがとうございました。 2024/01/09(火)
- 一日が終わりました。 開店直後に本と珈琲を楽しんで下さる方と一年のお話。そこへ久々に来てくれる友人、続いてご近所さん──と、夕暮まで。夜は久しいお客さんと美味しいご飯の話……でなく食生活について語らい反省しきり。せめてもの関連本を出して消灯です。 本日も誠にありがとうございました。 2023/12/30(土)
- 一日が終わりました。 こなしたい仕事にかかりきり、気付けばとっぷり日は暮れて。レジの動きを思い出し、結構まずい……と直視したそば、お声がけなさる方。かねて気にして下さっていたそうで柔らぐ心。ほっと消灯──するも吹き込む寒気。紛うことなき冬至です。 本日も誠にありがとうございました。 2023/12/23(土)
- 一週間が終わりました。 師走に春が紛れこんだ日々が冬の芽を隠し、ついぞ現れたような週──でしたが、久しぶりに会いにいらして下さる方、初めての方、ご近所さんの姿。暫く間が空き心配していた方の健やかな声も聞けて、ほっとできました。 ご多用な時節でのご来店、本当にありがとうございました。 2023/12/19(火)
- 一日が終わりました。 開店直後にお客さん。最近で珍しい……と思えば久しい姿。一見気付かず申し訳なくも、話せば離れた距離や時間は途端に縮まって。以降久々にお会いする方が不思議と重なり、「また」の日まで続けられていてよかったとしみじみ至り、消灯です。 本日も誠にありがとうございました。 2023/12/16(土)
- こんにちは。14-21時、開店いたします。 漱石忌。以降の文学や多くの一人の歩みに影響を与え続ける作品。明治を超えた批評眼や「真面目」を捉えた生き方。やはりこの作家こそ、と年々。こと、躓いたときに繙くは門下生へ宛てた書簡。いつ読んでも、ぐっときます。 関連本を店内外へ出して始まりです。 2023/12/09(土)
- 一日が終わりました。 開店時に均一本を出していたら、偶然通りかかるご近所さん。ふらり立ち寄られ、本二冊。今朝見た夢に近く、驚く。直後に複合機の大不調、業者のごとく取りかかり気付けばとっぷり日が暮れて。終日静かでしたが程よい疲労感を連れて帰れます。 本日も誠にありがとうございました。 2023/12/02(土)
- 一ヶ月が終わりました。 今月は日程の都合や気温の急転も重なり、正直かなり厳しい上がりでしたが、店賃ほか諸々の見込みはどうにか。事実をしたためつつ、最後に大著が渡りほっと。次の暦をちらり見ると出でるは年末、体感と実際のずれにおののき、そっと戻す。 ご来店、誠にありがとうございました。 2023/11/28(火)
- 一日が終わりました。 ぬくい「霜月」の昼下り、山を崩してちょかちょか手入れし数時間──経っていたことに気付いた直後に久しぶり・初めての方々がまとめて本や冊子を迎えて下さって。ぐっと冷えた夜はご近所さん方が温めてくれました。値付の続きは、また明日。 本日も誠にありがとうございました。 2023/11/25(土)
- 一週間が終わりました。 季越えの寒気や晴雨混じる週でしたが、どうしても詩歌や落ちた一葉あらゆるものに秋思していたら、消灯前にお客さんと秋に合う音楽の話がふっと。昨日今日明日と気候は違えども、季の色は大事にしていたいです。しかし、それにしても寒い。 今週も誠にありがとうございました。 2023/11/21(火)
- 一日が終わりました。 開店直後に霧散する雲の塊。幸先を願い、喫緊の事務にかかる昼下り。集中できることに抱く複雑な想いが徐々に不安に変わるところで、お客さん。以降、重厚な本が迎えられたり、金曜日を杯に溶かされたり。緩やかながらも、すくわれました。 本日も、誠にありがとうございました。 2023/11/19(日)
- 一週間が終わりました。 皆さんの装いが冬気を帯びてゆき、注文なさる飲み物も熱いもの。本も不思議と重厚な作品が目立って渡った気がします。通して静かで安穏で、読書される方が季節に沿って重なって、何か大きなものに包まれ続けた週でした。最後に絵本を数冊。 今週も誠にありがとうございました。 2023/11/14(火)
- 一日が終わりました。 規則的な雨音を聞きながら値付けを進める昼下り。そして一区切り、ご近所さんが丁度いらしてご挨拶。鼻詰まりの声で面目ない。珈琲を飲みつつ本の向うへ行かれる方々を送り、夜はひとり。気付けば時間を過ぎていて、雨は上がっておりました。 本日も誠にありがとうございました。 2023/11/11(土)
- 一週間が終わりました。 霜月ならぬ外気が漂うなか、銀行に行けばサンタのぬいぐるみがいて、時空がうねった週でした。が、買取のお持込が重なったり年末の話が出たり、そして棚の動きで秋をどうにか。有難い限りです──と綴って出れば、葉もちゃんと季に乗って。 今週も誠にありがとうございました。 2023/11/07(火)
- 一ヶ月が終わりました。 まだ夏が延びたような昼がありましたが、夕方以降はぐっと冷え。温珈琲にほぐされる皆さんにこちらもほぐれた月でした。そして何より、山をなす買取や、じっくり本を迎えられたり、ゆっくり頁の向こうへ行かれたりする姿に重ねて、想う秋。 今月も誠にありがとうございました。 2023/10/31(火)
- 一日が終わりました。 清爽な風が流れる昼下り、文庫本を手に野原へ漂っちまいたい心地よさ。夢想しつつ、棚整理を終えたらお客さん方が風に乗っていらしって。古本・新本・ZINEほかレコードも迎えて下さり、感じる深まる秋の頃。杯を揺らし労う姿を送り消灯です。 本日も誠にありがとうございました。 2023/10/28(土)
- 一週間が終わりました。 季節の逆走を経てまた秋が落ち着いた週。均一や棚の本ほか新本を迎えにお越しの方も続く一方、買取代金でまた本を買われたり、杯を傾けたりする方々も重なり季節を想えました。今日のお持込は古本道も歩んだJ・J氏。購書姿に元気をもらう。 今週も誠にありがとうございました。 2023/10/24(火)
- こんにちは。14-21時、開店いたします。 本日21日(土)から22日(日)に開催する「大森クイズラリー」。一定数の正解にて景品を貰える本企画、弊店もクイズスポットとして参加させていただいております。クイズは店頭に貼っておりますので、ぜひご覧下さいね。詳細はこちら。 2023/10/21(土)
- 一週間が終わりました。 ぐんと寒くなったと思えば、また穏やかな陽気が来て秋と前後を漂う週でした。が、年を経て再会できた方々や初めてお越しの方々も続いて下さり、季節の移ろいはそこに確かに。贈り物にも心を撫ぜられつつ、ちょっと居残りしてから消灯です。 今週も誠にありがとうございました。 2023/10/19(木)
- 一日が終わりました。 曇り空が広がる昼下り、不穏を感じるもこんな天気こそ。と均一本を補充してすぐ、初めての方のご来店。以降、久しぶりに見えた方や約束事でお越しの方々、ご近所さんも。緩やかながら渡る本たちと四方山話。おかげさまで今日も、どうにか。 ご来店、誠にありがとうございました。 2023/10/15(日)
- 一週間が終わりました。 半日を百円のみの売上で過ごした週始まり。徐々に持ち直しましたが、生憎レイニーなマンデイにて再度しょんぼりする上がり。けれどそんな中でもいらした皆さんにすくわれ、どうにか生き抜けた一週間。カーペンターズを聴きながら帰ります。 今週も誠にありがとうございました。 2023/10/09(月)
- 一日が終わりました。 夕暮までの上がりは百円。この百円だって切実と思うも膨張し続ける不安を抱き込み値段付け。夜につれ、入り込む風も寒々──でしたが、閉店直前に本をまとめて迎えられる方々や一週間を労う方々が温めて下さって消灯へ。一喜一憂をやめたい。 本日も誠にありがとうございました。 2023/10/07(土)
- 一日が終わりました。 昼下り。人影なき店先通り、じっくりはたきがけと棚整理。するとある小説を大切そうに抱えて求められるヤングなお客さん。以降、久々の方やお連れさま、ご近所さん方。取置本のお求めや駆け込み買取も続き、嬉しい残響が漂う週末の夜でした。 本日も誠にありがとうございました。 2023/10/02(月)
- 一ヶ月が終わりました。 おかげさまで周年を迎える中、久しぶりの方──それも近頃お元気だろうかと案じた方が偶然連なったり何年越しかに再会したり。またふらんと初めてお越しの方、そしてご近所さん方。皆さんと秋を迎えつ晩夏に戻りつ、今月も無事に消灯です。 ご来店誠にありがとうございました。 2023/10/01(日)
- 一週間が終わりました。 遠くからや久し振りにお越しの方々、装いのむきが変わるご近所さん方の姿と本の動きで季節の移ろいをぐっと感じた週でした。が、明日から暑さはまた戻るよう。戸を開けて涼と愁を含んだ風を浴びて少々居残り。秋はこころがきゅっとします。 今週も誠にありがとうございました。 2023/09/27(水)
- 一日が終わりました。 秋風を受けつつ均一本を出していたら、ふらんと友人。近況をこぼしてくれたのちしばし読書、こちらは値付へ。以降、遠方やご近所からの皆さんがゆっくり本を迎えられたり杯を傾けられたり。そばでの値付は夜まで続き、安穏に包まれ消灯です。 本日も誠にありがとうございました。 2023/09/25(月)
- こんにちは。14-21時、開店いたします。 昨日は用事にて横浜方面へふらり。つい先日も学生時代ぶりに横浜駅へ降り、ここ最近ご縁のある地帯。そちらからお越しのかたも実は少なくなく、都心より近さを感じつつあります。関連する新入荷本・雑誌を新たに出すも開いてしまい──。 今週も、夜までです。 2023/09/22(金)
- 一週間が終わりました。 四周年を店頭やこちらの投稿への反応で祝して下さる方々、また別にそれとなくお越しの方々。遠くや近くから、久々や初めての方。店の灯りは皆さんが点け続けてくれている──と消灯するたびにしたたかに想う週でした。そして、これからも。 今週も誠にありがとうございました。 2023/09/19(火)
- 一日が終わりました。 まだまだ汗ばむ開店時。はたきをかけつつ今日を祈れば久しい姿。遠方からの再会にほころび弾んで、しばし。初めての方やご近所さん方が緩やかに続き、夜は台湾帰りのお客さん。旅の話から浮かぶ景色や香りを名詩集のお土産に重ねて消灯です。 本日も誠にありがとうございました。 2023/09/18(月)
- こんにちは。14-21時、開店いたします。 昨日ご紹介した映画本や交わされた映画の話で想う、画の巧み。連ねてデザイン関連の本を仕込んで始まりです。気鋭のデザイナーや絵の描き方、色づかい。デザイン全般を学べるタイトルも。 胸を打つ意匠はひとりの世界を動かす──と信じつつ本日も夜までです。 2023/09/10(日)
- 一日が終わりました。 開けて棚整理を進めて暫く、お客さん方。音楽談義に没頭し気付けば夕刻。まだ長い陽が惑わすのは夏のやり口。今年の猛烈なこの季を少しでも愉しむように、夜は皆さんカンパリソーダ。最後に買取ったばかりの数冊を棚と均一へ差して消灯です。 本日も誠にありがとうございました。 2023/08/06(日)
- こんにちは。14-21時、開店いたします。 分厚い熱気と湿気が被さる海の日。燦然な陽光がきっと輝かせる海面の更に奥、海中へざんぶと入りたい暑気、仕込む本は潜水関連。まだ不明なことだらけ、何がいるのか起こるのか、海底には小さい頃から畏怖と昂揚を覚えます。 海を想いつつ、本日も夜までです。 2023/07/17(月)