株式会社想心セレモニー
葬祭事業部 渥美真弓さん
北海道士別市出身。牧場経営の家系に生まれるものの幼少期に牧場が倒産。名寄農業高校卒業と同時に上京。魚類販売、接骨院、アパレルなど職を転々とするものの3年前に葬儀業界に興味を持ち、飛岡社長に師事し株式会社想心セレモニーに入社。現在に至る。昭和54年生まれ。
趣味は歌うこと、神社仏閣巡り。
この仕事に就けていることが嬉しい
なぜ葬儀業界に転職されたのですか?
高校卒業後は職を転々とし、葬儀の仕事についてまだ3年です。毎日が勉強で、社長はじめ先輩方のお手伝い、サブスタッフとして仕事を覚えている段階です。
今までの仕事は嫌いではなかったんですが、会社が倒産したりなど不運もあり、充実した日々とは言えなかった。30代後半に差し掛かり人生に迷いもあった中、とある交流会で今の社長と知り合いました。
最初は不安もあったものの、元々興味があり辿り着いた葬儀という世界。ご葬家の皆さまから頼りにされるこの感覚は今までの他の仕事では味わえなかったもの。今はこの仕事に就けていることが嬉しいです。
お打ち合わせの際、大切にしていることは?
とにかくお話を伺うこと。社長からもいつも口酸っぱく指導されています。私なりのおもてなしがご葬家の皆様の癒しになれる様、日々お仕事しています。
ご依頼者から言われて嬉しかった一言は
この3年で、お父様とお母様の2度お手伝いさせて頂いたご葬家様があります。顔を覚えていて頂き「またお世話になります」と言われた時は嬉しかったです。
全力で精魂こめて
葬儀社選びで大切な事って何ですか?
意外かもしれませんが、葬儀担当者と心を開いて世間話してみることだと思います。
社長にも常に指導されていますが、世間話の中からご葬家が大切にしているものを具現化する、それが葬儀の仕事だと思うからです。なので、ご生前から葬儀社を選ぶ時間があるなら、担当者とのフィーリングで決めるとよいと思います。
実は私は前夫と死別しており、病院の出入りの葬儀社のいいなりで、強引に式を進められた経験があります。時間的にも精神的にも余裕がなくバタバタしている中、流れ作業のように式を終えられ、高額な請求書を突きつけられた。今でも後悔しているんです。こんな経験を私のご依頼者にはしてほしくない、その一心でお仕事をしています。
最後に質問します!このお仕事は好きですか?
好きとか嫌いじゃないです。今までよいことが少なかった私の人生に光を与えてくれた、30代後半にしてやっと手に入れた本当にやりたかったこと、それが葬儀のお仕事なんです。
なので、しんどいと思うことはありません。全力で精魂込めてお手伝いしたいと思って日々勉強しています。
インタビュー後記
大変だった幼少時代、就職した会社も倒産続きと聞くにつけ、取材を続けるのをためらいました。前夫のおざなりな葬儀への後悔は、渥美さんがご葬儀という仕事に向き合う原動力かのようです。
365日24時間の電話対応、ご依頼者様の心のケアなど、葬儀のお仕事は心身ともに過酷なはず。しかし渥美さんは「それをしんどいと思ったことはない」と言い切ります。使命をもった人の凄みを感じました。
事務所は目黒区下目黒と青梅市河辺町にありますが、一都三県対応可能とのこと。まずは身近な世間話から渥美さんの人となりに触れてみてはいかがでしょうか。
お問合せ
株式会社想心セレモニー
東京都目黒区下目黒3-16-5
お電話:0120-071-333(24時間365日対応)
*お電話相談の際、『区民ニュース』の渥美さんのインタビュー記事を読みましたとお伝え下さい。
HP:http://sp.sunny-link.jp/soushin-ceremony/
対応エリア:東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県