院長略歴
- 順天堂大学卒
- 順天堂大学附属順天堂医院眼科入局
- 眼科専門医
- 医学博士取得
【 専門外来 】
眼科全般、通電治療、ドライアイ治療、緑内障治療、白内障・糖尿病網膜症の検診、小児眼科の検診、眼精疲労、コンタクトレンズ処方
頭痛や肩こりは眼精疲労が原因かもしれません。

診察室
■福永先生が眼科医を目指されたきっかけを教えてください。
私の弟が障がい者であったことがきっかけです。母から、あなたが将来弟の面倒を見て欲しいと言われており、高校生の頃に本格的に医師を目指しました。
家族や親戚で医療に関する仕事をしている人は居りませんでしたが、弟のこともあり病院や施設はとても身近な存在でした。
診療科については、眼科領域では視覚障がい者を診る機会もあり、障がい者の気持ちに寄り添えるのでは眼科医を目指しました。
大学卒業後、静岡、千葉、岩手、大学病院の本院や眼科クリニックなど多くの場所で救急の対応から白内障、小児眼科、糖尿病性網膜症など様々な疾患を診療してきました。
その後、50年以上の歴史を刻む眼科クリニックの院長に就任しました。
■かんない駅前眼科クリニックの特徴はありますか?
患者さんは年齢や疾患も様々な方が来院されています。
元々歴史のあるコンタクトレンズ専門の眼科であったため、他県から定期的に通われている方もいらっしゃいます。
また、県内でも2-3施設しか取り扱っていない近視の視力改善治療である、通電治療も行っているため、小児の患者さんも多いことが特徴です。
現在、コンタクトレンズや眼鏡は過矯正となっている方がとても多く、過矯正からくる眼精疲労があります。私自身も眼精疲労から頭痛や肩こりに繋がりやすいタイプなので、患者さんの症状が少しでも和らぐことを意識した診療を行っております。
眼鏡やコンタクトレンズの度数を変えるだけでも頭痛や肩こりの症状が改善される方も多くいらっしゃいます。
不定愁訴は、ちょっとしたことで改善されることが多いのですが、そのことを知らない方が殆どなので、『なんか調子悪いな』というような早い状況で来院してもらえれば、改善できるかもしれません。
デスクワークや、屋内での仕事であることなど、自身の生活スタイルに合わせたうえで眼鏡やコンタクトレンズを選ぶことはとても重要です。

待合室
■どのような疾患の患者さんが多く来院されますか?
ドライアイや緑内障、眼精疲労や通電治療目的で来院される方が比較的多い傾向にあります。
■ドライアイは乾燥する季節に患者さんが増えるイメージですがいかがですか?
実は、そんなことはないのです。市販の目薬等で対応されている方も多いのですが、一時的な症状改善であって、それだけではカバーしきれない方も少なくありません。
眼は非常に傷つきやすいので、実際に来院されると目が傷だらけになっている方いらっしゃいます。
市販の目薬を一日に十数回と点眼してしまうことで、逆に症状が悪化することもあるので、効能の多さや値段で目薬を選ぶのではなく、自分の目がどのような状態なのかを理解することが治療の第一歩だと考えています。
■福永先生は診療の際にどのようなことを心がけていますか?
特に患者さんの症状改善を意識して治療を行っております。
体全体の不調や老化現象による病気なども根本は栄養不足が原因です。突然病気が発症する人は、多くが食事の不摂生や運動不足等から知らず知らずに抗酸化力が低下しています。
当院は採血やレントゲン等に現れないような不定愁訴に関しても特殊な機器を用いて調べ、未病にも取り組んでおります。
病気になる前の段階でしっかりと整えることができれば、病気にならなくて済みます。病気を治療するよりも、病気にならずに治療しない方がお金も時間も無駄になりません。
健康診断で行われるような視力検査や眼圧検査だけでは、十分に疾患を確認することはできません。実際に20代でも視野が欠けてしまっている方も経験しております。
そのために、今現在で不調が無くても1年に1度程度は眼の検診を行ってもらいたいと考えています。

検査室
インタビュー後記
福永先生はとにかく優しく、患者さんのことを親身に考えてくれる先生です。インタビュー中にも何度も『患者さんの症状を和らげるために』と話をされており、強くその印象を持ちました。
また、神奈川県眼科医会理事、横浜市眼科医会常任理事、横浜市中区医師会幹事、順天堂大学の同窓会役員など様々な担当をされ、男女共同参画(ダイバーシティ)に関する会議や講演会の企画を行われていると伺いました。ここまで、市内や県内の先生方とも関係が深く、医療連携も積極的に行われている先生は初めてお会いしました。
関内駅からも徒歩30秒の立地ですので、まずは一度、かんない駅前眼科クリニックへ検診に行ってみてはいかがでしょうか?
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