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一粒万倍(いちりゅうまんばい)とは、

一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる

という意味。

何事を始めるにも良い日ともされ、

仕事始め、開店、出店、お金を出すことに

吉であるとされる。

一粒のヒントやアイデアが

あなたの運を万倍にする。

ビジネス評論家石塚 毅の

ビジネス系開運コラム。

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コロナを契機に働き方や雇用を見直す

企業が増えています。

例えば富士通は全国の支社や出先の

オフィススペースを段階的に減らし、

3年後をメドに現状の5割程度に

減らす、とのこと。

オフィスは自社保有より賃貸が多い。

賃貸契約の一部を解除することで

賃料を削減するそうです。


採用もオンライン面接が当たり前に

なって来ています。


とすると今後の1番の課題は

人材の研修や育成のスピード化になります。

つまりリモートワークの時代は

即戦力化の時代なのです。

人材がアセット化される時代なんです。


事実、リモートワークは仕事のできる

社員しか機能しません。

またそれがハッキリ分かるようになって

います。ZOOMなどのオンラインミーティング

を1度でもやった方はよくわかるでしょう。

即戦力化は速ければ速いほど良いのです。

これが企業の競争力になります。

研修育成のスピードはマッハウルトラの

時代になると石塚は予想します。


従来の社員研修の1番の問題は

研修が自己目的化している、ということ

なんです。

研修というと座学で眠い時間、という

イメージも多いでしょう。


OJTにも問題が多いです。

属人的な職人芸が伝承されるとその人に

しかできない仕事が社内で増えるし、

付いた社員によってレベルがまちまち

になってしまう。


仕事がオンライン化、リモート化する時代は

人をどこよりも速く育てたところが勝ちます。

マッハウルトラスピードにするポイントは


・動画

・研修のロードマップ

・アウトプットとフィードバック


の3つでしょう。

特に令和は動画の時代です。

マニュアルが文字テキストなんて時代遅れも

いいところなのです。

最近はマンガで動画化しているコンテンツも

珍しくないです。


これに、働き方を掛け算させます。

下記の5要素は必須でしょう。


1. マルチタスク&分業化(営業は分業した方が効果的)

2. 通年化(特定時期だけの仕事をなくす)

3. ICT化

4. ロボット化(ロボットに教育は要らない。

   ソフトを取り替えるだけ)

5. 外注化


新卒でも中途でも、

ホワイトカラーでも現業系でも

すべての業種職種はマッハウルトラで

人を研修育成できる会社が必ず勝ちます。

ウィズコロナはここがカギになるのは

間違いありません。



石塚 毅(いしづか たけし)

1970年生まれ。ビジネス評論家。担当実績7,000社、相談実績15,000人に

裏付けされた企業経営・ビジネスモデル・社風・人材の情報通で博覧強記。

話がおもしろい!と評判。

ご質問・ご相談などはこちらまで。

ishizuka@keiei-c.jp