イタリアン「DA BECCA(ダベッカ)」がオープンしてはや二ヶ月が過ぎようとしています。
かわいいグリーンが出迎えてくれます
オーナーシェフの前川さんは、岩手県宮古市出身で、イタリアンやフレンチのお店で約20年修行を積み、2020年6月末に久が原に「DA BECCA」をオープンしました。
センスの良いインテリアが飾られた店内
お店の名前は、宮古の方言「だべっか(=〜じゃんねの意味)」に由来しているそうです。(BECCAはイタリア語で口ばしを意味する言葉で、来ていただ方が食べたり話したりすることで、心から楽しんで喜んでもらえたらとの思いがこもっているそうです。
オーナーが知人に描いてもらった鳥の絵
「DA BECCA」では、シェフの地元岩手県の食材を多用していて、岩手がも、岩手菜彩鶏、岩中豚などを使った料理を楽しむことができます。
今の季節のオススメを聞いたところ、まだまだ暑いのでサマートリュフを使った料理はいかがですかとのことでした。かなりリーズナブルなお値段でいただけるのこの機会に、ぜひ食してみたいですね。
このサマートリュフをふんだんに使っています
また、リゾットグラタンや、オムライスも「DA BECCA」の看板メニューです。
オムライスは、普通のオムライスとはちょっと見た目も味も違い、鶏肉と生姜のバターライスを卵でくるみ、その上にはきのこやニンニクベースのホワイトソースが。見た目が白くてびっくりのこの特製オムライスは、子どもから大人まで年齢を問わず人気なんだそうですよ。
岩手の食材を取り入れたメニューを用意
作れるものは自分でという考えのシェフは、イタリア発祥のリキュールであるレモンチェロや、フレーバードワインのサングリアなども手作りしています。レモンチェロにはりんごをプラスして、サングリアはシナモン、バニラ、胡椒が効いていてスパイシーながらも甘い香りが特徴です。
自家製サングリアとりんごレモンチェロ
そして、一番人気のアルコールメニューをお聞きすると意外にも「レモンサワー・ダベッカ風」なんだそうです。どこが違うのだろう? と思ったら、まず凍らせたレモンが入っているんです! さらに生のレモンも付くので、とってもフルーティーな味わい。 ソーダや中身、レモンのお代わりもできて、このレモンサワーを目当てに来店する方も多いのだとか。レモンサワー好きを唸らせる一品と言えるでしょう。
ここでしか飲めないオリジナルレモンサワー
「お客さまがおいしいと言ってくださることが一番嬉しい」と話すシェフ。
ぜひ、ここでしか食べられない味に触れてみてはいかがでしょうか。
15:00からオープンなので、カフェとしても昼飲みとしても色々な使い方ができそうです。
本格的な味わいのアイスコーヒーも楽しめます
お店は、各テーブルで除菌スプレーがあったり、特別な機械で空気清浄を行なっていたりと、コロナ対策をしっかりとしているのも嬉しいですね。
衛生・安全面の配慮もバッチリ
(取材:大曽根桃子)
店名:DA BECCA(ダベッカ)
営業:15:00〜22:00
アクセス:東急池上線久が原駅から徒歩2分