まちの仕事人インタビュー
『あったらいいな』を形にしたい
株式会社6C6D 代表取締役 竹村英一郎 (たけむら えいいちろう) さん インタビュー

出  身:岡山県  

何年生まれ:1995年

学  歴:城東高校卒業後中京大学に進学

趣  味:サッカー(観るのもプレーするのも好きです)  サウナ  

経  歴:中京大学卒業後、岐阜県の繊維会社に5年間勤務。その後、独立し友人と共にオーダースーツ専門店「6C6D」を起業。

どんなお仕事ですか?

オーダースーツを作成、販売する仕事です。抽象的にいうならば、人の頭の中にある想像を実際に形にする仕事です。

この仕事を始めたきっかけは?

中学2年生の頃、母に服を買ってもらいました。今思うとダサかったなと思うのですが、当時初めてその服を着て自転車でイオンに向かうだけなのに、自分に自信がつき自己肯定感が高まっていつもの景色が違って見えたんです。それ以来服が大好きになりました。進学して就職しましたが、なかなか中学生の頃の高揚感を味わうことができなかった。そのため、服の中でも特にスーツが好きなので、既製品ではなくオリジナルをと考えて起業しました。

お仕事をする上で大事にしていることを教えてください。

会社の理念としては、「『あったらいいな』をかたちにする」です。お客様の満足度120%を目指してお仕事させていただいています。100%ではなく120%としているのは、20%の部分として、お客様自身も気づいていない潜在的なニーズを汲み取って形にすることで、お客様の満足度を高めることを意識しているためです。生地選びや採寸から素敵な体験になるように心がけています。もちろんおしゃれなだけではなく機能性が高いスーツも提供しています。

どんな人に竹村さんのサービスを届けたいですか?

あえて対象の方は設定をしていません。老若男女に愛されるブランドを目指しています。実際のお客様は20代後半から30代中盤の営業職の方が多くいらっしゃいます。年に数回、法人契約をさせていただくこともあります。オーダースーツというと高価なイメージがあると思うのですが、本当に良い製品を比較的コストパフォーマンスを高く提供させていただいています。仕入れも自分でやっているからできることだと思います。また、今までだと、良質な一方で捨てられていたような生地を買い取らせていただいて、新たな製品を作ることもしているのでSDGsの活動にもなっていると感じています。

お仕事を通じて、今後どんなことをしていきたいですか?

現在は1店舗なのですが、今後は店舗数を展開していきたいと考えています。ゆくゆくは、スーツだけではなく、カジュアルな洋服や小物等、取り扱うアイテムを増やしていきたいと考えています。現時点でアイテム展開は不可能ではないのですが、高価で手が届きにくい状況ですが。そのため、誰でも手が届く形にしてから広げていきたいと考えています。また、想像を形にするということから、服飾だけではなくチャレンジしたいです。仕事と直接関係はないのですが、母校である城東高校の芝生を人工芝にしたいと考えています。高校はすごく自由な校風で、いい思い出がたくさんあります。恩返しとして実現したいです。

他に何かPRはありますか?

この秋の新作の受付が始まりました!是非ご覧ください!  

インタビュー後記

南青山の一角にあるオーダーメイドスーツの『テーラーロマンス』の代表にインタビューしました。笑顔で答えてくれる竹村さんのお話からは、本当に服が好きなんだな~という印象を受けます。私も服は好きだし、新しいオーダースーツを作った時の高揚感、背筋が伸びる感じ、どこかに出掛けたくなるワクワク感がありますよね!とても共感しました。また、服を作っている時の会話で、本来の自分の『なりたい』『在りたい』に気付くこともあるんですよね。次にオーダーするときは、竹村さんにお願いすることを決めました。一度お店をのぞいてみてください。

お問い合わせ

株式会社6C6D

テーラーロマンス

〒107-0052  東京都港区南青山4‐10‐12 VICOLO南青山203号

HP:HOME - テーラーロマンス - オーダースーツ (tailor-romance.com)

instagram:テーラーロマンス/オーダースーツ(@tailor_romance_ordersuit) • Instagram写真と動画

※ご予約・ご相談の際、『区民ニュース』の記事を読みました。とお伝え下さい。