今回のゲストは株式会社トータルエージェントの新規事業の婚活ビジネス事業の中心としてこれから活躍してくれる社員であり、妻の高木裕子です。

いつもの対談と異なりゆるーく身内感満載でお話を進めていきたいと思います。


Photo:えがお写真館

この未婚率を少しでも打破するお手伝いをしたい

高木優一:いよいよ、弊社の新規事業として婚活ビジネスを始めることになりました。結婚前から、結婚相談所で仲人をやってみたいという思いがあったわけだけど、子育てもひと段落してようやく実現。


高木裕子:そうだね。パパとの結婚前に16年お世話になっていた会社でお客様や社員など多くの女性に囲まれていた職場にいたでしょ。管理職も長く経験し、後輩社員からもいろいろ相談を受けることも多くなって、その中で仕事以外の話で一番多かったのが恋愛や結婚相談だったのよ。当時私も結婚していなかったので結婚について多くは語れなかったけど、友達を紹介したり、飲み会を開いてみたり、その中であの子とあの子は合いそうだ!とか、その頃から仲人っぽいことをしていたの。元来こういうことが好きなんだろうね。人と人を合わせたり相談に乗ったりすることが。であれば、自分も結婚してある程度落ち着いたころに仲人業を仕事としてやってみたいなぁと。


高木優一:どんな相談が多かった?


高木裕子:営業職で男性社員が少ない会社だったから、「出会いがない」が圧倒的に多かった。その中でも仕事とプライベートを両立できるような子はしっかり彼氏がいたり結婚したり、行動出来ている子もいたんだけど、奥手だったり、不器用で中々行動するまでいかなかったり、そんな子を特に応援したいと思っていたのよ。


高木優一:僕は男性なので男性側しか分らないけど、奥手や不器用ということであれば男性の方が多んじゃないの?


高木裕子:きっとそうだと思う。昔は「草食系男子」なんて言葉はなかったしね。ただ、男性と女性の結婚に対する温度差の違いがあると思う。女性はどうしても妊娠のタイムリミットがあるでしょ。30代を過ぎると結婚に焦ってくる方が多くなるもの。男性にはそれはないので焦る年齢やタイミングが違ってきているというのが現状じゃないかな?


高木優一:それはあるよね。僕の周りでも確かに35歳過ぎても独身の男性が多くいるけど皆「いずれは結婚したい」と思っているのかなぁ?仕事が忙しいとか言って神経に自分の人生を考えるというか、本腰入れて婚活をしていなくて、ただ年を重ねている人間が多い様な気がするなぁ。


高木裕子:行政のデータや民間のアンケートなど、どれを見ても「いずれは結婚したい」「今すぐ結婚したい」と、結婚願望を持っている人は男女合わせて90%いるのよ。「一生結婚したくない」という人はわずか5%。ただ、「出会いがない」という理由だけでなく特に男性は「経済的に厳しいから結婚して家庭を持つ自信がない」「責任を負うのが不安」などの理由を弊害にして動けないという方も多い。


今の時代こそ、おせっかい役が必要

高木優一:今の30代、20代が経済的に厳しいから結婚できないというのは、バブル崩壊後、社会人になった世代だからしょうがないのかなぁ?そういうデータを見せられると暗い社会問題が反映してるな。ただそれでも若い世代は結婚願望持っているんだから結婚相談所の需要はあると思うんだけど。


高木裕子:そうなの。人との付き合いが希薄になっている今だからこそ「おせっかい」を焼いてあげる人間が必要なのよ。昔は親が子供に結婚相手を見つけたくて親戚の叔母に頼んで「お見合い結婚」をさせていた位なんだから。現代では親に頼るのも嫌だし、かといって自分では探せない独身の方が「結婚相談所」を利用するのは何もおかしいことではないと思うよ。




高木優一:まさしく「おせっかいおばちゃん」の出番だね(笑)。確かに昔は世話好きなおばちゃんが周りにいたからね。弊社の場合、僕の人脈をフル活用して結婚したいけどその前にいろいろ弊害がある方の相談も受けられるっていうのが他社との一番の違い。それはしっかり利用してもらって安心して婚活してもらえる様応援していきたいね。


高木裕子:もちろん!!私が目標としているのが「人生楽しく」。結婚が最高の幸せだとは思っていないけど、自分に合ったパートナーを見つけることによって自分の人生をより豊かにしていけることが出来ると思うからね。その前に悩んでいるならまず悩みを解決したり、悩みを軽くしたりすることが出来るなら、私の仲人としての価値があると考えているし。中々親や友達や人に言えない悩みもあると思うので、ぜひ気軽に「おせっかいおばちゃん」のところに相談に来て欲しいね。


相続コンサルティングをしているから気付いた結婚相談所の必要性

高木優一:最後に質問!婚活コンシェルジュとしてどんな仲人になっていくことが夢であり目標?


高木裕子:もちろん1組でも多くカップル誕生、成婚させることが目標で、夢は私がお世話させていただいたカップルの結婚式に招待してもらって堂々と「私たちを出会わせてくれた仲人の高木裕子さんよ」と紹介して頂けたらとっても嬉しい。中々知り合ったきっかけが「結婚相談所で知り合った」と公に言えない方も多いのが現状。それは結婚相談所という場所が知り合うツールとして常識になってないからであり、今後は堂々と仲人の存在をお二人が紹介してくれるような時代になるまで頑張ろうと思っています。



高木優一:なるほど。それは素晴らしい。是非それを叶えていきましょう。私も相続の現場で天涯孤独の高齢者という方と出会うんだけど、これからもっと増えるであろう独居高齢者は更に社会問題になるはず。不動産コンサルティング会社である弊社が何故今、新たなビジネスとして「結婚相談所」を選択したのか?それは社会的ニーズがあるから。これから活躍の場は多岐に渡りいっぱいあると思う。会社の代表として夫としてしっかりサポートしていきますので、社会的に必要とされる人間にお互いなれる様、切磋琢磨しましょう。


高木裕子:ありがとう。宜しくお願いしますね。