氷河期世代ビジネスケアラー200万人に 参院選で各党が支援策競う:日本経済新聞
長寿社会の到来に伴い、働きながら家族を介護する「ビジネスケアラー」が増えている。
40〜50代の就職氷河期世代の親が高齢になり、2033年にはこの世代で約200万人が介護を担うとの試算もある。
非正規雇用や低賃金の期間が長かった層に新たに負担がかかる形で、参院選でも各党が支援策を打ち出す。
当事者の声を聞いた。
「仕事と介護を両立できる環境を整えてほしい」。
東京都江東区に住む高橋志朋さん(54)はデジ