昭和、平成の葬儀社

葬儀の話というタイトルで、見えないものが見えたとかのお話を期待していた方、大変申し訳ございません。

葬儀業界人で、亡くなった方と接している私ですが、一切そういう能力はありません。

聞いたことはあっても実際に体験したことは一度もないです。

そんな私の勝手な解釈で大変恐縮ですが、「亡くなっている人より生きている人間の方が怖い」

知らないと怖い葬儀業界のはなしをさせて頂きたいと思います。


「火のないところに煙は立たない」

聞いたことがあることわざではないでしょうか?

「病院で紹介された葬儀社が高かった」

「ネットで葬儀一式15万円~と書いてあったのに実際はその10倍近い金額を請求された」

「互助会で積み立てをしていたのに積立金では葬儀費用が足りず、追加費用が掛かってしまった」等々

葬儀に関わるトラブルで一番多いのはお金であるといえます。


私が葬儀業界に入った頃は「葬儀料金で揉めると故人様が成仏出来ない」

こんなことが普通に言われる業界でした。

なので実際には心の中でおかしいと思っても口には出さない(出せない?)で成立していた事も。

そんな業界でした。

今では結構聞く話ではあるが値引きの交渉なども一切ありませんでした。


ではなぜ現在はお金でトラブルになるのか?

大きく以下の理由が挙げられます。

葬儀経費の説明がない(説明が分かりにくい)

    口頭の説明だけで見積書発行して貰えなかった、総額の話はあったが細かい金額の説明がなかった、説明はあったが分かりづらかった。


不明な追加料金があった

    オプション商法と呼ばれ本来不必要な料金が請求された。


もともとの原因はご葬儀を喪主として経験することが初めて、一度経験したが10年以上前であまり覚えていない。

そして葬儀社によって金額設定もセット内容もバラバラで比較しにくい。

そこで実際は正当な値段であったとしても誤解をされてしまうケースも多々あるのも事実です。

賛否あるとは思いますが、私はお見積りをさせていただくとだいたい3時間位かかります。

費用の話、喪主の役割、葬儀までにやって頂く準備、不安なこと、疑問点などご遺族、ご親戚の方々から色々お話を聞かせて頂き、私の提案が本当にその故人様やご遺族様に合っているのか?を見極めていく。そうしなくては亡くなられた故人様の人生の卒業式とも言えるお葬式を企画立案など出来るはずがないと感じています。


そうあるべきと師匠に教えて頂いたのと、自分が不安になってしまうということもあるが、実際いまだ見積書に総額の記入がない、字が汚くて読めない、それどころか見積書をお渡ししない業者すら存在するのです。


日本全国に5000~6000社ある葬儀社の中で、ほとんどの葬儀社がそういう葬儀社ではないのですが、そういった葬儀社に当たらないためにするべきこと、した方がいいこと、良い葬儀社を見抜くコツを次回からお話をさせて頂きたいと思います。


著:一級葬祭ディレクター 小林大悟


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