茶色に変色した本の表紙をめくると、「禁閲覧」「廃除」の朱印が目に飛び込む。
東京タワーのそばにたたずむ東京都港区の三康図書館。
戦前・戦中、図書館での閲覧を禁じる「発禁本」とされた書籍約1200冊が所狭しと並ぶ。
古びた本の“刻印”は、自由に本を読むことが制限された時代を今に伝えている。
これらの書籍が今

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