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一粒万倍(いちりゅうまんばい)とは、

一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる

という意味。

何事を始めるにも良い日ともされ、

仕事始め、開店、出店、お金を出すことに

吉であるとされる。

一粒のヒントやアイデアが

あなたの運を万倍にする。

ビジネス評論家石塚 毅の

ビジネス系開運コラム。

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日本中が熱狂したWBCが終わり。

せっかく桜が満開なのに雨ばかり。

寒暖の差が激しそうです。

みなさまご自愛ください。

 

3月のブックレビューは

「冒険の書」孫 泰蔵著

(日経BP)です。

https://amzn.asia/d/6tzND96

 

連続起業家、投資家として知られる

孫泰蔵さんが書いた話題の本。

最近読んだ本の中でダントツ!の

素晴らしさ。

現在の時代遅れで凝り固まった教育が

どこから、なぜ生まれてきたのかを

ていねいにひも解き、将来はどうなって

いくべきか、著者の孫泰蔵さんの考え方

が書かれています。

これまでにない、斬新な教育論と未来

志向の生き方の知恵が満載。

子どもを持つすべての親にまず読んで

欲しい、と強く思いました。


ネタバレしない程度に、石塚がマーカー

引いたところは、

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・やりたいことがあるなら、なぜガマン

をする必要がある?  好きなことがあ

るなら、なぜそれだけを一日中やれる

ように環境を変えない?


・教育の本当の問題は、私たちが「教育

サービスのお客さん」になっているこ

とにある


・「基礎」という考えが、学びを「型」

にはめ込んでつまんなくしている


・結果論で失敗をこきおろす社会では、

人々はリスクをとって大胆な決断や行

動をすることをためらうようになる


・対話の相手の知性を心から信じ、自ら

の大事にするコードを破り、相手の息

づかいや体温を感じられるところまで

思いきって飛び込む時、私たちはすで

に以前の自分とは変わっています。そ

して相手も変わります

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この本は装丁も大変美しいのです。

だからKindleではなく、紙の本で手に

取って欲しいのです。

また読者の冒険心を刺激する、面白い

作りにもなっています。



春休みにまず親が読み、

大学生、高校生、中学生のお子さん

にプレゼントしたらいかがでしょうか。

晴れ晴れした気分になりました。

石塚イチオシの1冊です。

 

 

(了)



石塚 毅(いしづか たけし)

1970年生まれ。ビジネス評論家。担当実績7,000社、相談実績15,000人に

裏付けされた企業経営・ビジネスモデル・社風・人材の情報通で博覧強記。

話がおもしろい!と評判。

ご質問・ご相談などはこちらまで。

ishizuka@keiei-c.jp