まちの仕事人インタビュー
予算をかけても素敵なお葬式を
有限会社セレモニージャパン 花祭壇デザイナー 草野 美寿里 (くさの みどり) さん インタビュー

横浜市港北区出身。鶴見女子高校卒業後、演歌歌手として芸能界で約20年活躍した後、銀座で指圧マッサージのお店を事業承継する。たまたま地元の居酒屋で知り合ったセレモニージャパンの篠原社長に母の葬儀を依頼したところ、花祭壇の魅力に取り憑かれ、オンリーワンの花祭壇デザイナーとして活躍。現在に至る。趣味は着物、歌うこと。

想いを形にすることが葬儀社の使命だと思っています

このお仕事に転職したきっかけを教えてください。

たまたま行きつけの居酒屋で今の会社の社長を紹介して下さったんです。「ちょっと面白い葬儀屋さんがいる」って。母が体調を崩していて葬儀を考えていた最中、社長の花祭壇の作品集を見せて頂いて一発でファンになりました。日本舞踊が好きだった母の為、私がデザインした花祭壇にして欲しいとリクエストしたところ、「デザインは娘さんご自身で作成して頂いたものを弊社で形にします。」と言って下さったのでデザイン画を提出。思い通りのお式が出来ました。本当に今でも感謝しています。

打ち合わせ時に大切にしていらっしゃることは何ですか?

私は花祭壇デザイナーなので直接お客様とお話をすることはないのですが、社長はじめ営業の皆様がご宗家様よりヒアリングしたお話を具現化するのがお仕事です。ワンちゃんがお好きだったら犬をデザインした祭壇。ネコちゃんがお好きだったら猫をデザインするなど全てがオリジナルでオンリーワン。だからウチのお葬式は使い回しは出来ないのです。


ウチの母の様な素敵なお葬式が出来る事を皆様にも知って頂きたい。

御社のご依頼者の傾向は?

ウチは社長が「葬儀というのは大事な方を明るく送るもの」と拘っている以上、ご依頼者も拘っている方ばかり(笑)。だからここ最近多くなった火葬という葬儀スタイルはお断りしています。私も社長の考え方には同感ですね。火葬場でただ焼いて終わりなんて故人を小馬鹿にしているとしか思えないです。

草野デザイナーが施工した記憶に残るお葬式とは?

この4年で約20件ほど花祭壇をデザインさせて頂きました。故人がお酒がお好きだったというお話を伺って一升瓶をデザインした事もあります。私がデザインした花祭壇で参列者の皆様が故人を明るく偲んで頂ければこれ以上嬉しい事はありません。私は裏方ですからお式の運営に携わる事もないのですが、社長から「喪主さんはじめ皆様から故人の趣味を形にしてもらって良かった。思い通りだったよ。」と言われると嬉しいですね。


草野さんにとってこのお仕事のやりがいとは?

実際私が母のお式の時体験できたあの幸せな時間を弊社のご依頼者様に体感してもらえる事を許されたという事が一番のやりがいです。それを許して下さる篠原代表とご宗家の皆様には感謝しかありませんね。

インタビュー後記

今回のインタビューには篠原代表にも立ち会って頂いたのですが、代表同様デザイナーの草野さんも「葬儀=湿っぽいものではない」という考えの持ち主で、明るく楽しく故人を送って差し上げたいという共通認識がある会社です。


「父の葬儀の時と違い、母の葬儀を華やかに行えた事が今思い出しても幸せ」とお話する草野さん。他社では絶対出来ない提案が出来るセレモニージャパンさんのお葬式。唯一無二のお別れ会の施工をお願いしたい方にはうってつけの葬儀社です。

お問い合わせ

有限会社セレモニージャパン

川崎市川崎区元木1-3-15

横浜市港北区高田東2-8-11

総合受付センター(年中無休24時間対応)

TEL:044-434-4648

HP:http://ceremony-japan.co.jp/

*お電話相談の際、『区民ニュース』の草野さんの記事を読みました。とお伝え下さい。