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一粒万倍(いちりゅうまんばい)とは、

一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる

という意味。

何事を始めるにも良い日ともされ、

仕事始め、開店、出店、お金を出すことに

吉であるとされる。

一粒のヒントやアイデアが

あなたの運を万倍にする。

ビジネス評論家石塚 毅の

ビジネス系開運コラム。

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11月28日の日曜日で

新規感染者が東京9人、千葉0人。

もう日本からコロナが消えたのでは?という

雰囲気ですが、果たしてその通りになるの

でしょうか?


最近の欧州でのコロナ再拡大の原因は、

南アフリカで確認された変異種、「オミクロン」と

命名された新型コロナウィルスが原因ではないか

と言われています。

 

 

【11月27日 AFP電】

オランダの保健当局は27日、南アフリカ発

の航空便2便の乗客のうち61人が新型

コロナウイルスの検査で陽性だったと発表した。

新たな変異株「オミクロン株」に感染している

のかどうか調査が進められている。

当局によると、検査の結果、乗客61人の

陽性が判明し、531人は陰性だった。陽性

者はアムステルダムのスキポール空港近くの

ホテルに隔離されている。

 

61人の乗客はおそらく数時間同じ機内に居ただけ

で感染しています。かなり感染力が強いようです。

現時点ではオミクロン株の詳しい解析結果が判明して

おらず、その脅威とリスク度合いも分かりません。


今後の感染拡大について、あえて楽観的な予想を

してみると、

①感染力がそれほど強くない。発症しても重症化の

可能性は低い。

②世界的な感染拡大にならず局地的・散発的な

感染でおさまる。

③既に接種したワクチンが有効。


逆に悲観的な予想は

①感染力が強くと重症化リスクが高い。

②世界的に再びパンデミックとなる。

③既接種ワクチンが効かない、効果が低い。



現時点で既に複数の国からオミクロン株による

感染者が発見されています。

だとすると、オミクロン株が世界的に拡がることは

上記のオランダの事例を見てもほぼ間違いない

のでは、ないかと思えるのです。

 

 

イスラエルでは「オミクロン株」に対処するため、

中東のイスラエルがすべての外国人の入国禁止

を発表しました。

ベネット首相は11月27日に緊急の閣議を開き

今後2週間、特別な許可がない限りすべての

外国人の入国を禁止することを決定。

帰国する自国民がワクチン接種済みでも3日間

の隔離が義務付けと徹底しています。


イスラエルは11月1日に海外観光客の受け入れ

を再開したばかり。さて日本はデルタ株の時の失敗

経験を教訓にできるのでしょうか。

2022年も波乱含みの1年になりそうです。

 

(了)



石塚 毅(いしづか たけし)

1970年生まれ。ビジネス評論家。担当実績7,000社、相談実績15,000人に

裏付けされた企業経営・ビジネスモデル・社風・人材の情報通で博覧強記。

話がおもしろい!と評判。

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ishizuka@keiei-c.jp