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一粒万倍(いちりゅうまんばい)とは、

一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる

という意味。

何事を始めるにも良い日ともされ、

仕事始め、開店、出店、お金を出すことに

吉であるとされる。

一粒のヒントやアイデアが

あなたの運を万倍にする。

ビジネス評論家石塚 毅の

ビジネス系開運コラム。

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まったくの主観ですが、成功し続ける企業の

経営者には「いつもニコニコタイプ」が多いと

思います。

最近では、武田塾の武田社長みたいな方。


そこで、ニコニコとは真逆の怒り・怒るに

ついてまとめてみました。


1、怒らない決意で急成長(江見社長)


「銀のさら」「釜寅」などを展開する

株式会社ライドオンエクスプレスは

総店舗数は700店以上、

売上高250億円超、

11期連続で増収を続ける

フードデリバリー業界の巨人。

 

しかし出店攻勢で借入金が膨れ上がり

「このままでは10万年かかっても

返済できない」と危機感を募らせた

窮地を救ったのは発想の転換。

 

「そうかオレは怒ってばかりいるから

うまくいかないのかって気づいたんです。

怒らないことは実はものすごく合理的

なんです。」(江見社長)

 

同社が掲げる「怒らない経営」の出発点。

社員が携帯するクレド(行動規範)には


「怒りの根絶 人生の目的である幸せの対極

は怒りである――」

「怒りの正体 『不安』と『不満』こそが怒りの

原因である――」

と記されている。


理念を信じ、事業に邁進。

200店舗を超えたあたりから

黒字化に成功した。

 


2、怒るよりも感謝すべき


役職定年や再雇用になると

「同じ仕事をしているのになぜ給料が下がるんだ!」

と怒る人が多いのですが、怒るのは筋違いです。

下がったのではなく実力どおりに戻っただけ。

同じ仕事をしているだけで給料が上がった。

それが変だったのです。

実力以上の給料を長い間もらっていたのだから

感謝するべきです。

(メモより。出典不明)


3、怒りについての名言

 


恐れは怒りに。怒りは憎しみに。

憎しみは苦痛に変わる。

(映画『スターウォーズ』)

 

怒りは愚かな人間の心の内にだけ

存在する。

(アインシュタイン)


怒りを抱くことは熱い炭をつかんで

誰かに投げつけようとするようなもの。

やけどをするのはあなた自身である。

(ブッダ)





(了)



石塚 毅(いしづか たけし)

1970年生まれ。ビジネス評論家。担当実績7,000社、相談実績15,000人に

裏付けされた企業経営・ビジネスモデル・社風・人材の情報通で博覧強記。

話がおもしろい!と評判。

ご質問・ご相談などはこちらまで。

ishizuka@keiei-c.jp