私の座右の銘は、韓国の兄弟子から授かった「Challenge is always right(挑戦することはいつだって正しい)」という言葉です。大技に挑戦して失敗した際、「挑戦したからこそ、一歩先に進める」と声をかけてもらいました。その言葉は今も、自分の判断基準になっています。成功か失敗かではなく、挑戦したかどうか。その積み重ねこそが、自分を前に進めてくれると信じています。
インタビュー後記
才藤さんの話から伝わってきたのは、マジシャンという枠を超えた、非常にストイックな姿勢でした。感覚や勢いに頼らず、分析と戦略で勝負する姿は、まるで競技者のようでもあり、同時に表現者としての強い意志も感じさせます。「Challenge is always right」という言葉を、ここまで地に足のついた形で体現している人は多くありません。安全な道を選ばず、あえて難しい挑戦を続ける。その積み重ねが、彼のマジックに独特の説得力を与えているのだと感じました。