1984年生まれ、千葉県千葉市出身、明治大学法学部 卒業、明治大学法科大学院 修了。趣味は深夜ラジオ、漫画、整理整頓
外口先生の主たる弁護業務を教えて下さい。
ベリーベスト法律事務所における交通事故部マネージャー弁護士として、交通事故(被害者側)、労災問題(被災労働者側)及びその周辺分野を中心に、数多くの案件を取り扱っております。交通事故代理人(被害者側)としての取扱件数延べ400件以上になります。
弁護士を目指された理由・動機を教えて下さい。
本やテレビで色々な職業に触れる中で，人の役に立つやり甲斐のある仕事であり，かつ，司法試験という高いハードルがあり誰にでもなれる職業ではないという点に，高校生の頃から漠然と憧れを抱くようになりました。
お仕事の時に大切にしている事を教えて下さい。
お客様に真摯に向き合い，ご納得いただけるまで丁寧に説明することですね。専門としている交通事故・労災という分野のご依頼者様は，ある日突然不幸な出来事に巻き込まれ，これまで関係することのなかった病院や保険といった分野において難しい対応を強いられているため，不安を強く感じていらっしゃることがほとんどです。そのため，相談者に対していかに分かりやすく説明して安心していただくかが非常に大切だと思っています。
現在のお仕事でアピールしたい点を教えて下さい。
日本屈指の規模の法律事務所のマネージャーとして交通事故・労災に専門性があることですね。
弁護士というお仕事は好きですか？やりがいは何ですか？
部活動の部長など，昔から集団のまとめ役を務めることが多く，そこでバランス感覚が磨かれたと思っているので，依頼者の利益を一番に考えながらも，相手方との間に立って利害を調整することを生業とする弁護士という職業は天職だと思っています。社会的な事象のほぼ全てを学びの対象にしながら，人の人生の一大事に寄り添い，直接的にお役に立てるところにやり甲斐を感じています。
ここ最近新たに取り組んでいる事はありますか？
取り扱い分野の拡大のための周辺領域への展開です。交通事故・労災分野に関して質量共に日本一の部署にしたいと思っているので，関連分野は全て取り込むつもりで貪欲にやっていきたいですね。
ご依頼者から言われて嬉しかった一言を教えて下さい。
月並みですが，「先生に頼んで本当に良かったです」とか「先生でダメなら諦められます」と言われると，信頼していただけたんだなと嬉しくなります。
記憶に残るお仕事、ご依頼者さんをお話頂ける範囲で教えて下さい。
①究極の損害である死亡事故で，ある日突然ご主人を失った方のお手伝いをしたことがありました。こちらとしても精神的に辛いものがありましたが，奥様も前を向こうと精一杯気丈に振る舞っていらっしゃり，解決した際にはこちらにも感謝の言葉を下さって，人間的な高潔さを見習いたいと思いましたね。
②ご依頼者様の中には，ご本人の要望と法的な見通しに大きな乖離があることもあり，真摯に説明したと思っても全くご納得いただけないことも残念ながらあります。そんな方に対しても諦めずに接し続け，かつ，考え得る手段を全て取ったところ，やはり結果は完全には希望通りではなかったものの，感謝していただき，最終的にはご納得いただけたことがありまして，ご依頼者様と真摯に向き合うことの大切さを痛感しました。
③どの事務所でも断られたということでご相談いただいた交通事故の案件について，よくよく話を聞くと十分にお手伝いの余地がありそうだったので裁判したところ，賠償額が私が介入する前の提示の6倍になったことがありました。自身の専門性が活かせたいい仕事だと思っています。
地域での活動はされていますか
今は仕事も育児も忙しくなかなか時間が取れませんが，子どもと一緒に地域主催のイベントに参加することで地域のありがたみを感じるようになったので，自分が力になれることがあれば，今後は提供する側になれたらと思っています。
インタビュー後記
弁護士業務というと多岐に渡るイメージがありますが、外口先生は交通事故・労災に特化されているとお話頂き驚きました。それと同時にインタビュー中に具体例を幾つか教えて頂きましたが、弁護士をつける、つけないで賠償額がこんなに違うのかという例を伺い、専門性の強いお仕事をされている外口先生は万が一の時に頼れるパートナーだなと思いました。
勿論外口先生にお世話にならないことが一番ですが、人生いつどこでどうなるかなんて分からない。こうやってインタビュアーとしてお話を伺った私がこの記事を書き終えた次の日に加害者になるかもしれないし、被害者になるかもしれない・・・。
「今一度損害保険の内容を確認して下さい。」というお話も大変勉強になりました。弁護士費用特約に入っていれば300万円迄弁護士費用が出るそうです。という事は万が一に出くわした時、弁護士費用が無いからという理由で弁護士に依頼しないという選択がなくなるわけです。
誰もが出くわしたくない交通事故という人生を大きく左右する事件。毎日テレビで報道される交通事故の映像に胸を痛めている私ですが、決して他人事ではないという事を改めて自覚しました。多分このインタビュー記事は他人事とサラッと見て流されるかもしれません。しかし心のどこかに港区民ニュースのインタビュー記事にあった外口先生に相談してみようという方がいて下さって、最悪の中で少し光が見える弁護をして下さいました。と明日に向かってご家族様が再スタートを切って頂ければ、外口先生をご紹介させて頂き、インタビューした私もうれしいです。万が一に出くわしてしまった方やそのご家族様はお気軽に外口先生にご相談してみては如何でしょうか？親身になってご対応頂けると思います。
※2022年10月15日時点の取材記事です。
お問い合わせ
ベリーベスト法律事務所
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交通事故相談 専用番号：0120-49-5225
＊お電話相談の際、『区民ニュース』の外口弁護士のインタビュー記事を読みましたとお伝え下さい。
