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一粒万倍(いちりゅうまんばい)とは、
一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる
という意味。
何事を始めるにも良い日ともされ、
仕事始め、開店、出店、お金を出すことに
吉であるとされる。
一粒のヒントやアイデアが
あなたの運を万倍にする。
ビジネス評論家石塚 毅の
ビジネス系開運コラム。
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「ゴールデンウィークの観光地とかけて
インターネットと解く その心は どっと混む」
(デーブ・スペクター)
今週もよろしくお願いします
最大9連休の今年のゴールデンウィーク。
外出される方も多いと思われますが、
たまにはじっくり本でも読もうかな、という人
のために、今週は石塚のオススメの本を
3冊ご紹介させてください。
◎これからのキャリアを考えたい人へ
「私のスポットライト」林真理子著
この連休で久しぶりに実家に戻ったり、
むかしの仲間に会ったりする人も多い
でしょう。
むかしの自分にふれると、自然と
「これから」を考えますよね。
そんな時にこの物語はオススメ。
一気に読めるし、おもしろいし。
読みながら主人公を応援し、
見守るようでいつのまにか自分の
どこかに重ねてしまったりしてしまう。
この仕掛けをする林真理子さんは
本当に凄い作家だなぁ。
大人こそ、読むべき1冊です。
◎これからの未来はどうなるのかと
気になる人へ
「田坂広志人類の未来を語る」
田坂広志・著
田坂さんの本は読みやすくシンプルですが
内容が深いです。
ちょっと厚めですが、未来を予見するための
シンプルなヒントが満載の1冊です。
これから世界で起きそうな本質的な話が
書かれています。
われわれの社会がどこへ向かうのか?
ビジネスは?個人は?
どう変わるのだろうか?
と、不透明な時代を予見するための
考え方が説かれています。
◎日本はどうしてこんなに元気が
なくなったのか?を知りたい人へ
「日本の電機産業はなぜ凋落したのか」
桂 幹著
超おもしろい!!
最近読んだ本では一番です。
超勉強になりました。
かつて日本の輸出は自動車と電機の
2トップ。自動車はいまでも奮闘してますが
昨年の電気機械は輸出入がほぼ拮抗し
もはや外貨を稼げる産業ではなくなりました。
なぜ日本の電機産業は凋落したのか?
日米のTDKで働いてきた著者が解き明かす
1冊。読後に思わずため息が出てしまう本。
どこで間違えたのか?を考えてしまう。でも
これは電機産業に限った話ではありませんね。
みなさん、どうぞよいゴールデンウィークを!
(了)
石塚 毅(いしづか たけし)
1970年生まれ。ビジネス評論家。担当実績7,000社、相談実績15,000人に
裏付けされた企業経営・ビジネスモデル・社風・人材の情報通で博覧強記。
話がおもしろい!と評判。
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