コロナ感染拡大もまだまだ否めないですが、自粛解除になり約2週間が経とうとしています。

婚活も4.5月はオンラインが主になっていましたが、徐々に対面お見合いも開始され、交際中のカップルは「やっと会えるね」と胸を弾ませデートに向かわれる様子が見受けられます。



やっぱり将来1人で生きていくのは不安だと婚活を始めようする方も増えて、お問い合わせも多数ある状況です。

ご入会する前には必ずカウンセリングをしますが、そこで聞くことはお相手に求める条件です。


女性は

・自分と同じかそれ以上の年収がある方

・優しい方

男性は

・できれば子供が欲しいので健康で明るい方

・同年代かそれより若い方


こちらが大多数を占めています。

しかし、この条件がお互いに合致すれば交際、成婚までいくかといったらそうではありません。


この条件は「お見合い(お会い)したいと思えるお相手なのかどうなのか」のキッカケでしかありません。第一次書類選考です。


お互いの条件が合うからお見合いをしてみたものの、実際会ってお話ししてみたけど、その先の交際までは繋がらないケースは日常的にあります。


それは「なんか合わなかった」「話しが途切れ途切れになってしまい気を遣って疲れた」との返事です。


最初の1歩は「条件」

次の審査は「感覚」


この「感覚」が非常に大事です。私は交際に入った会員さんと、かなりの頻度でやり取りをしています。きちんと報告をくれる会員さんもいますので、会った時にどんな話しをしたのか?それでどう思ったのか?など、聞き出します。


人生を共にする相手なのですから、健康の事、子供の事やお金の事、ちょっと早いかもしれないけど老後の事などたくさん会話を重ねていきます。

「あー、私もそう思う!」「こうなったらいいね」など似たような感覚同士なら、少しくらいの違いがあってもお互い寄り添えたり、受け入れたりすることができます。100%感覚や考えが合う相手なんて存在しませんからね。


一方、感覚や考えが180度違う相手とは幸せな結婚生活が送れるとは思いません。だから早めに判断することが大事になっていきます。


自分のこだわりやプライドを相手に押し付ける方もいますので(ご本人はそうとは思ってはいません)お相手が退きます。結果、結婚が遠のいてしまいます。


お互いに気が許せる

一緒にいて心地がいい

話しをしていて楽しい


このようなお二人はかなりの頻度で会ってますし、会話をたくさん重ねています。

皆さん最初は「会って話してみないとわからないですよね」というところから始まります。たくさん会って話して自分が自然でいられるのか?を判断するのです。


条件は当てはまる相手だけど、仕事が忙しいからと少しの時間でも会おうともせず、「連絡くれない」「LINEの返信が遅い」などと相手のせいや受け身になっている方達はせっかく交際になっても長続きしませんから、お相手に向き合うチャンスすら自分で無くしてしまっているのです。


もちろん、男性が基本的にはいろいろ計画を立ててくれたり、決めてくれたりしてほしいとも思いますが、女性から誘われたり、連絡くれたりしたら喜ぶ男性は多いのです。



結婚したいなら、無駄なプライドやこだわりなんか一切捨ててしまえばいいのに。こだわる方に内容を聞いても「そこ、こだわらなきゃいけないところ?」と共感できない内容がほとんど。



私は実りある交際、成婚までのサポートをしていく際に大事にしている事は「なんでも話せていて、会員さん自身が無理せず、自然なお二人なのか?

人生をお相手と一緒に作り上げていくことはとても素敵な事。


交際中の会員様には相手ときちんと向き合うことの大切さが重要ではないかと考えます。



著:高木ゆうこ


結婚相談所 株式会社トータルエージェント

http://konkatsu-concierge.com