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墓を持ちたくないので海洋散骨を考えています。
(2年前の記事です) 掲載日:2022/11/01
そろそろ80歳を前にした両親の葬儀や墓について考える日が多くなりました。
特に遺骨です。両親の遺骨を合祀墓に供養したところで、年齢的に10数年後に私が死んでしまったら供養したりお墓参りする人は誰もいません。
よって遺骨について海洋散骨葬としたいと考えています。両親は私が面倒を見ますが、私としては身内の法要もなく誰もお参りに来ないことが確定している以上、花や御供物もなく荒れ果てた墓など望みませんし、私自身の亡骸は火葬場で遺骨にし、全て火葬場で処分で良いと思っています。私が亡くなった際責任もって海洋散骨して下さる業者はいますか?そのような契約はどうやって結べばいいのでしょうか?
※ 相談者のプライバシーに配慮し、実際の質問内容を一部改変して掲載している場合がございます。ご容赦ください。

私がお答えします。
海洋散骨業者によっては生前予約を行っているところもありますが、ご質問者さまが亡くなった後散骨業者への連絡がつかず、お金だけ支払って海洋散骨セレモニーが実施できないというトラブルも考えられますので、生前に海洋散骨の申込をしていることを遺言執行人などに伝えておくことも必要かと思います。
また本人がなくなった後に、死亡届の提出、葬儀の手配、医療費や公共料金などの支払などといった手続きを、本人に代わって第三者に生前から頼むことができる「死後事務委任」という選択もあります。
依頼できる専門家としては、弁護士、司法書士、行政書士などが考えられます。専門家には、死後事務委任契約だけでなく、「遺言書」や「任意後見契約」など、他の手続きについてもあわせて相談できるのもメリットなのかと思います。
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