
2000年1月生まれ、静岡県出身、常葉学園菊川高等学校卒、現在フェリス女学院大学4年生。趣味は筋トレ、ゴルフ、サーフィン、岩盤浴、山登り、サイクリング、旅行、水泳と多岐に渡るアクティブウーマン。学生起業し、世界の貧困を解決する為現在株式会社Hands UP代表取締役としても活躍中。
私が教育業界を目指した理由
留学が私の人生を変え、そして起業へ
大学2年の時にフィリピン留学をしたんですがある日、1人の小さな子どもに物乞いをされました。この子どもに出会った瞬間、「もしかしたら、自分がこの子だったかもしれない……」と、強く感じたんです。それまで大学の授業でSDGsについて学んでいたものの正直ピンと来ていなかったのですが、このことだと紐づく様になり、私の中で何かが芽生えたんです。そこで即行動を起こし学生団体「Hands UP」を設立しました。
私だからできる事ってなんだろう
世界で起きている問題を伝えるために「SDGs」を活用することにしたんです。ただ注意しなければいけないのは、「SDGs」は世界の課題を単純に“言語化し可視化したものに過ぎない”という点です。そのため私たちは、「SDGs」という言葉には囚われすぎず、本質的な解決をするための仕組みをつくることを目指して活動してきました。

だから私はこのお仕事を選択した
資本主義の世の中で、社会貢献性と経済性のバランスが良く、地球、環境、サービス提供者、受託側全てにメリットがある仕組みを考えロールモデルになりたいと思ったからです。本質的な社会貢献をする事はしっかり資本にも繋がるということを会社のサービスを通して伝えることで、社会貢献に興味を向ける方々を増やせればという想いです。
難波さんがお仕事の時に大切にしていることは何ですか?
常に一流のアクションをとる事と日本人特有の「間」というものを大切にしています。相手が望むこと以上にことをして、とにかく思考することを惜しまないようにしています。また「間」を読むことで本当に相手が求めることは何かを定めて、行動するようにしています。

Z世代の私だからやるべきことがある
難波社長の記憶に残る仕事を教えて下さい。
初めて企業様で研修をさせていただいた時です。年齢的にも経験の量では圧倒的に未熟な自分が何を話すのかすごく考え、準備をして挑みました。終わった後は大きな達成感と、沢山の学びを得ました。何事も初めての時は緊張するなあと思います。
ご依頼者から言われて嬉しかった一言を教えて下さい。
私と出会ったことで人生が変わったと言われたことです。自分のアクションや言葉で誰かの人生の大きな軸が変化して人生がより良い方向にいくことこんなに嬉しいことはないと感じました。
ここ最近新たに取り組んでいる事はありますか?
ハシワタシプロジェクトです。間伐材を使用し障がいを持った方々が割り箸を制作します。さらにSDGsを学べるデジタル絵本が読み取れるQRコードを箸袋に入れました。購入した方は、自身で割り箸を使うことも、SDGs教育を必要としているところに寄付することも可能です。これにより、ものを介した寄付文化を日本に広めたいと思っております。

https://bcn.en-jine.com/projects/handsup-kakeruwa?p_token=cb9a8ccdc6e74c869f5ed6c1067e0b72
地域活動はされていますか?
現在、地元の静岡県のPRの為のプロジェクトを現在進めております。自分が育った地元には、この仕事を通して得た能力によってなにかしら恩返しをしたいと考えております。同じように考えるZ世代が私の周りに他にもおります。力を合わせて、地方創生に力を入れていきたいと思います。

今のお仕事はお好きですか?
大好きです!この世界にまだないサービスや仕組みを生み出し、誰かの人生の少しのプラスになれていることがやりがいです。

インタビュー後記
2019ミス・フェリス、2020ミスユニバーシティ日本代表グランプリとミスコンでグランプリを取るなど才色兼備な難波さん。現在はフェリス女学院大学に通いながら大学2年生時に起業した学生起業家でもあります。Z世代のアイコンとして今後大きな活躍が見込まれる彼女が注視しているのはSDGs。世界の貧困問題を解決する為に伝えたい想いがあると言います。大学時代に司会やモデルの仕事で培った経験をフルに活かし、プロジェクトマネージャーとして遂行する事と論理的に話すことは得意だと語る彼女。今後の活躍から目が離せない若手起業家のお一人です。
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