夏休みの記録

その①
フランスへ行ってきた(写真1,2,3)

ポワラーヌというパン屋の工房を見学させてもらった。パリの地下で100年以上カンパーニュを焼き続けてきた薪窯工房だ。想像していたよりずっと小さいことに驚いた。そして彼らが大切にしていることは、1人の職人が仕込みから焼き上げまで担当すること。責任を持って仕事ができるように。それは、僕も普段パンを作る中でなんとなく考えていたことだった。それがうれしかった。

レストラン、ビストロ、ワインバー、カフェ。パン目当てで行った店ではなくとも、やっぱりパンが気になった。日本に比べてパンが随分とラフな雰囲気で存在している。と言っても粗末に扱われてるんじゃなくて、そこに在って当たり前という感じ。喋り過ぎずただ居る感じ。

その②
岩手へ行ってきた(写真4,5,6,7)

夏野菜タルトでヒエを使わせて頂いた、雑穀農家のふるまつ自然農園さんを訪ねた。タカキビ、ヒエ、モチキビなどの雑穀の他、稲作もされている。全ての作物は農薬・肥料を使わない自然農法によるもの。特に印象的だったのが、湧水や雨水でできた溜池の水だけで運営する棚田。水不足のリスクもあるが、農業用水から水を引く田んぼに比べ、目指す農法を純粋に実践しやすいのだろう。限りある水をいかに有効利用するのか考え抜かれたシステムはシンプルで美しかった。

その③
夏休み前半に取材して頂いた雑誌BRUTUS『釣りの入口。』が発売された(写真8,9)※パンの記事ではありません

小学生の頃から遊んでもらっている酒匂川で、過去最高な釣果を出せた。
ずっとやりたかったナマズ料理が実現できたのはお隣cimiのシェフ、トモさんのおかげ。
ウナギ、ウナギばかり言ってないでナマズも食べよう美味しいよ😋

さあ9/5(金)から営業再開します。
皆さまよろしくお願いします。

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767 いいね! ('25/09/15 02:00 時点)