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健康
腎機能は大丈夫でしょうか？
東京都渋谷区在住M様
（1年前の記事です） 掲載日：2024/02/13
51歳女性です。
先日の健診でEGFRが54.2と診断されました
49歳時は59.9
47歳時は69.1
46歳時は62.3
45歳時は77.0 でした。
この数値まずいでしょうか？
以前時々尿潜血➕になったことは何回かありましたが蛋白はずっと➖です。
最近加齢か、更年期か疲れやすいです。何かしら対処方法ございましたら教えて下さい。
※ 相談者のプライバシーに配慮し、実際の質問内容を一部改変して掲載している場合がございます。ご容赦ください。
世田谷区民のミカタがお答えします
世田谷区民のミカタがお答えします
LSクリニック 院長
医師
山川 貴史
私がお答えします。
eGFRが60未満になると、慢性腎臓病の可能性がありますので、医療機関での受診が推奨されます。eGFRの低下が一時的なものか、または持続するものかを判断するためには、注意深い経過観察が必要です。加齢により腎機能が徐々に低下することはありますが、eGFRが急激に低下している場合は特に注意が必要です。年間でのeGFRの低下が5以上の場合は、腎臓専門医の診察を受けることをお勧めします。
尿検査も重要な指標ですので、こちらも適切にフォローする必要があります。尿タンパクが存在すると、eGFRの低下が早まるとされています。
疲れやすさの原因を特定するには検査が必要です。明らかな病気が見つからない場合でも、睡眠の質を改善したり、食生活を見直したり、定期的に運動をするなど、生活習慣を見直すことが大切です。また、笑う機会を増やしてストレスを解消し、心身のリフレッシュを図ることも重要です
一般内科
腎臓・泌尿器関連
高血圧
糖尿病
東京大学農学部に在籍中に医師を志し、東京慈恵会医科大学医学部を卒業。国立国際医療研究センター、東京慈恵会医科大学附属病院、千葉東病院、足利赤十字病院などで診療に従事。大学院では糖尿病性腎症や移植免疫に関する研究に尽力し、医学博士を取得。2022年10月、東京都千代田区にLSクリニック東京を開院。腎臓専門医・指導医、透析専門医、移植認定医、認定産業医の資格を保有。
