世田谷美術館の2階には、ひそかな人気アイテムがあります。
150分の1サイズの、建築模型 。
1986年の開館の頃に制作されたものです。

美術館やレストランの建物はもちろん、エントランス前広場やくぬぎの広場も含めて、美術館の敷地全体の様子が俯瞰できるのですが、敷地内の野外彫刻や木々までも精巧に再現されていて、見飽きません。そしていろいろな発見もできます。

エントランス前広場のケヤキの木々。今よりも丈が低く、建物の高さと調和していたことがわかります。ケヤキはご近所の五島美術館からの贈り物でした。

くぬぎの広場のクヌギ。立派な大枝を広げるこの木を切り倒さずに美術館を建てる、という条件に見事に応え、クヌギを美術館のシンボルとして、レストランに向かうガラス窓の廊下越しに楽しめるようなプランを出したのが、「 #健康な建築 」というコンセプトを持っていた #内井昭蔵 でした。

さて模型をよく見ると、ガラス窓の廊下のすぐそばに、大きなモミの木が。今はない木です。

10年ほど前、病気のために根がダメになってしまい、切り倒さざるを得なかったこの木は、実は野外彫刻バリー・フラナガン《馬とクーガ》を引き立たせる背景として計算され、植えられたものでした。

内井と綿密に打ち合わせを重ねて庭のプランを生んだのは、造園家の #野沢清 でした。内井と野沢はその後もたびたびタッグを組み、吹上御所などの仕事が知られています。

模型は、美術館のエントランスから2階に上がる階段を登ったところにあります。鳥の眼になって、世田谷美術館の姿を眺めてみるのも楽しいですよ。
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112 いいね! ('24/04/11 02:01 時点)