昭和32年(1957)の年明け早々、笠置シズ子は歌手廃業を発表。
以後は芸名を「笠置シヅ子」に変えて女優業に専念することにした。
この前年には「もはや戦後ではない」が流行語に。
日本の経済規模は戦前の水準を上回り、人々の関心は食糧から冷蔵庫や洗濯機、テレビといったいわゆる「三種の神器」に移っている。
闇市も消えて商店街となり東京の風景は一変、街で聴かれる流行歌も変わった。

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