全国の商業施設や駅構内、単体店舗(路面店)を数多く出店する「ユニクロ」が今回、東京都済生会中央病院(港区)内1階へ2022年3月16日に新店舗をオープンさせた。
数多くの店舗を出店しているユニクロの中でも初めて「医療機関内」への出店だという。
今回は出店の経緯や店舗の特徴を取材してきました!
出店の経緯
職員の「院内にユニクロがあると患者さんにとって便利!」という声が今回のきっかけだという。
済生会中央病院では、地域社会と病院の間に人の流れを生み出し、健康な人も気軽に集う「新しい病院のカタチ」を創っていくことに取り組んでいる。
ユニクロの店舗オープンもその取り組みの一つになっていくようだ。
ユニクロとしても、これまで取り組んできた医療従事者や介護を必要とする方々の声をもとに開発した「前あきインナー」や車いすのままで利用いただける広い試着室の設置など多くの取り組みを進めてきた。
そのことから両者の意見が一致して今回「ユニクロ済生会中央病院店」の新規オープンにつながったという。
店舗の特徴
院内にオープンしたことから、ユニクロの中でも最小級での店舗だという。
その中でも、患者様や医療従事者の方々から意見や要望をヒヤリングして、最も必要とされるラインナップを店頭には揃えている。
また、ユニクロらしい(←記者の独断です)カラーバリエーションが豊富な商品ラインナップもうれしい限りである。
また、店舗にはない商品もユニクロで取り扱う商品であれば全商品がお取り寄せ可能かつ、うれしい送料無料で店舗にて受け取りが可能である。
<特徴>
・院内で衣料品の購入が可能
・ユニクロオンラインストアで購入した商品の受け取りが可能
・10:00までにオンラインで購入した商品はその日の夕方に受け取りが可能
・店舗受け取りの場合、送料が1アイテムでも無料
・入院患者様以外でも利用が可能
*新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から一部サービスは停止しております。
*当日の店舗受取りサービスは、商品の在庫状況等によって、当日お受け取りいただけない場合がございますのでご了承ください。
★取材後記★
私の経験だが、以前友人が緊急入院をしたことがあった。
その時にインナーや下着などを近くのお店まで何往復して買いに行き、苦労した経験がある。
そのとき感じたのが「病院内ですべてが揃ったらどんだけ楽なんだろうか!」ということである。
ユニクロというカジュアルファッションの第一人者が、医療機関に展開を始めたことが一消費者としてうれしく思う。
今のご時世の中、できることは限られているかもしれないが、先々のために発展することを切に望みます。
本件に対するお問合せ先
済生会中央病院 広報室
e-mail pr-info@saichu.jp
ユニクロ済生会中央病院店 概要
住所 :港区三田1-4-17 済生会中央病院1階
営業時間 :(通常)8:30~20:00 / (現在、時間短縮営業)8:30~18:00