まちの仕事人インタビュー
”あなた”のいきるを創る
DavRu株式会社 ぜろひゃく訪問看護リハビリテーション ジアンカスプロ 瑠美 (ジアンカスプロ ルミ) さん インタビュー


出  身:川崎市

何年生まれ:平成元年

学  歴:4年生大学看護学部  

趣  味:からだを動かしたり新しいアクティビティに挑戦すること

経  歴∶大学卒業後、小児の心臓移植へ携わるために小児循環器科に勤務。その後クリニック勤務を経て看護技術を習得・向上し訪問看護の道へ。26歳で管理者を経験し、2021年には自身で訪問看護ステーションを立ち上げる。

どんなお仕事をしていますか?教えてください

訪問看護ステーションを運営しています。24時間365日対応による在宅患者様の看護とリハビリ、予防から初期対応、ご自宅でのお看取りまで行っています。複数の疾病や障がいを持ちながらも自分らしさを活かして、自分の“いきる”を創造する支援を地域や家族、パートナーと共に行う存在でありたいです。また、副業可能だったり、柔軟な就業スタイルを通して、医療職がやりたいことをやりながら働き続けることができる居場所づくりにもなっています。

この仕事を始めたきっかけはなんですか?

クリニックでの経験から訪問看護や起業に興味を持ちました。勤めていたクリニックの先生は産科以外1人で診ていて、地域の方が困った時は何でもこの先生に相談するという姿に感銘を受けたんです。そこから訪問看護に興味を持ちました。当時20歳代で訪問看護の世界に入るのは珍しく、厳しいことも多々言われましたが見返してやる!と勉強をがんばりました。いくつかの訪問看護ステーションで働き、25歳の時に立ち上げにも関わり、26歳で管理者になりました。働きながら、認定看護管理者の資格も取得。26歳で管理者だと、部下が一回りも年上なことは多いのですが、仕事中は何でも言いましたね。その分就業時間が終わったら年上の方として敬っていました。おかげでとても良いチームになったと思います。チームの作り方もわかったので、自分でやりたいと思い2021年に起業し訪問看護ステーションを立ち上げました。



お仕事をする上で大事にしていることを教えてください。

嘘をつかないことです!信頼関係を築くためにも、仕事に対して正直に全力でぶつかっていきたいんです。まずは技術よりも信頼関係だと思っています。

「自分の人生が大好き!そう思える人が世界に溢れる」が人生の目的なんです。そのためにも、

人生の目的は、

“自分”の人生が大好き!そう思える人が世界に溢れることです。

1、仕事もプライベートも我慢しない。

2、新しいことに挑戦しつづける。

3、自分が笑顔になることをする。

3、家族と仲間を愛する。

を常に意識しています。自分が幸せにならないと、周りの人を幸せには出来ないと思うんです。また会社の理念として、『”あなた”のいきるを創る』をかかげています。いきるは『生きる』と『活きる』をかけているんです。0歳から100歳まで、病気や年齢に制限されずに自分らしく生きられるようにサポートしています。

どんなお客様が多いですか?

年齢や病気、障害に限らず助けを必要としている人が気軽に相談できる場にしたいです。私達で足りない部分は行政や他事業所の紹介も出来るので、とにかく支援を必要としてくれている人は何でも相談できる場となっています。


お仕事を通じて、今後どんなことをしていきたいですか?

医療職がやりたいことをやりながら働き続けることができる居場所づくりを目指しています。やりたいことのために医療職を諦めないようにしたいんです。患者さんも職員も患者さんの家族も、関わっている人すべてが自分の人生を楽しんでほしいですね。そして、独り身でも自宅で最期を迎えられることを証明するのが野望です。『1人暮らしで死にたい』と言われたときに、行政と繋がっていて、ケアマネもいて、様々なサービスを紹介できる私達だからこそ願いを叶えられるのではと思っています。私達に相談すればすべて在宅で解決できると思ってもらえるように、これからも邁進していきます!


インタビュー後記

瑠美さんとは、看護師団体の設立パーティーで知り合いました。初めてご挨拶した時に、看護師さんとは思えぬパワーと明るいオーラを感じたんです。お話を聴くとやはり若くから経営者となり、『いきる』だけではなく自分の『やりたい』を実現させている方でした。自分の『やりたい』を軸に前に向かっている人には、必ず良い人や環境が付いてくるもの。瑠美さんの周囲にはいつも前向きで人の為に仕事をすることを生き甲斐とする方が集まっている、いやこれからも集まって来る様に感じました。瑠美さんの仕事観を聴いて、私自身および私の父母が医療にかかわった際に感じた、看護師さんのありがたさを思い出しました。このような看護師さんが訪問に来てくれていて、家族の『いきる』をケアしてくれていたら、私の父ももっと違う過ごし方になっていたかもしれないな。本気で思いました。ぜひジアン型の訪問看護を広めていってほしい。これからも応援させていただきます。

お問い合わせ

DavRu株式会社

ぜろひゃく訪問看護リハビリテーション

HP:ぜろひゃく訪問看護リハビリテーション | 自分の人生を楽しむ勇気 (zero-hyaku.com)

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*ご相談の際、『渋谷区民ニュース』の記事を読みました。とお伝え下さい。