目黒区 > 区民のミカタ > 陳情 > たぞえ 麻友 > 詳細
父の在宅介護もあり、ストレスを抱えています。
(1年前の記事です) 掲載日:2023/01/01
仕事も育児もあり日々いろんなものに追われて生きている状態で、挙げ句の果て昨年より父の在宅介護も加わり、正直ストレスを日々抱えている今日この頃です。
そこでご相談なんですが、父の介護の件で困り果て先日思い切って地域包括支援センターに相談したところ、居宅支援事業所のリストを渡されそこから選んで下さいみたいな感じで言われました。
わたし自身介護が初めての経験で右も左も分からないのですが、ケアマネージャーさんを選択するというのはこんなものなのでしょうか?
てっきりその地域で生活していて介護の手が必要となったら区役所からケアマネージャーさんを派遣してくれるものだと思っていました。私の考えは間違っていますか?
※ 相談者のプライバシーに配慮し、実際の質問内容を一部改変して掲載している場合がございます。ご容赦ください。
私がお答えします。
仕事も育児も頑張っている上に、お父さんの介護が加わったのは体力、気力共に辛いものがありますね。育児と介護が同時期に発生することをダブルケアと言いますが、ケアに当たる方の負担が心配です。
お父さんの介護に在宅介護サービスを入れて少しでも負担が減らしたいですね。そのためのケアマネジャーの選択ですが、地域包括支援センター教えてくれよ!って思いますよね。そのための相談じゃないのかと。
その点について、お役所仕事みたいな返信をしてしまうのですが、実はケアマネの紹介は地域包括支援センターの業務ではありません。なぜ業務ではないのかというと、行政機関なので民間事業者を紹介することは特定の民間事業者のエコひいきにつながりかねないので、適していないんです。とはいえ右も左もわからない状況とのことで、試していただきたいのは、地域包括支援センターにご自身の状況を伝えたうえで色々質問をすることです。
例えば、
・どういう視点で選んだらいいですか?
・どのケアマネさんがで父親のようなケースを扱ったことがありますか?
・ダブルケアについて理解のあるケアマネさんはいますか?
質問に答えることは相談=業務の範囲内!
もし、包括支援センターが頼りない場合は、ご自宅近くの事業所にあたってみることをお勧めします。目黒区の「目黒区 医療・介護資源情報提供システム」で事業所を検索できます。距離は近くなくてもいいのですが、状況が変わった時にすぐケアマネさんに来てもらいたいので、距離も一つの視点だと思っています。
https://carepro-navi.jp/meguro
最後に私の経験談ですが、母を自宅で看護し始めた時、包括支援センターに相談した上で決めたケアマネと在宅看護事業所でしたが、契約に進む中で対応に疑問が残り契約の直前で違うところに変更をしました。納得のいく在宅看護をしたかったので。契約した後でもケアマネを変更することは可能ですが、話をしたうえで納得いくところと最初から関わってもらえる方がご自身にとってもお父さんにとっても安心です。納得のいくケアマネ選択と介護のために、どんどん質問してください。
ご質問を多く頂いています。回答には時間がかかる場合があります。