【名前】杉角 賢太郎(すぎかど けんたろう)
【会社】株式会社はせがわ 代表取締社長
【創業】昭和23年
【出身】東京都世田谷区 帝京大学卒
【趣味】ゴルフ、読書、会話
ハンコをより格好良く、良いものに
こだわりの一品
ハンコ選びで大切な事は何ですか?
ハンコは「自分の意思を記すもの」唯一無二で無ければならないと考えます。
もちろん認印としてなど用途によってはそうでは無い事もあります。しかし、ご自身の財産や大切なものを扱う際にはしっかりとご自身の意思を示すものとして、そしてセキュリティ面を考えても唯一無二のものを選ぶべきです。機械で彫るハンコではプリンターで印刷するものと一緒です。職人さんが魂を込めて一彫り一彫りと彫ったものこそ世界に二つと無い唯一無二のものなります。
印章業界のパイオニアとして
力を入れている事は何ですか?
印章業界は小さい業界です。しかし、だからこそ私達業界の人間が本気を出せばどんな事であっても変えていく事が出来ると思っています。世の中の流れはもしかしたら「ハンコはいらない」そんな流れになってきているかもしれません。ですが、古くからある日本の大切な文化の一つであるハンコを大切にしたいと思っています。「ハンコを残して行きたい」そんな守りの姿勢ではありません!「ハンコは良いものである」「持っているだけで格好良い。財産」そんな攻めの姿勢で印章業界を変えて行きたいです。
御社の自慢は何ですか?
70年の歴史だと思います。戦時中に兵士さんの給料の受け取りの際に必要だったハンコが不足しておりました。手先が器用だった祖父が見かねて手彫りでハンコを作ったことが歴史の始まりです。父の代でハンコをより便利なものに変えてくれました(フリーメイトゴム印)。私は「ハンコのブランド価値をもっと上げて行きたい」そう考えております。自分の意思を示す大切なものとして、大切な方への贈り物として、持っているだけで優越感を感じれる、そんな大切なものにしていきたい。お客様が販売店でハンコを購入頂いたその瞬間から価値を感じてもらえる、そんなものにしていきたいです。
インタビュー後記
今回は株式会社はせがわの杉角賢太郎さんにインタビューさせて頂きました。
初めお会いした瞬間から明るく気さくなお人柄が伝わってきました。冗談を交えながら始まったインタビューでしたがハンコの話が進むにつれ熱くなっていく熱量にこの仕事にかける思いが伝わってきました。日本のゴム印親子台の約半分のシェアを誇る素晴らしい老舗ですが、傲る事なく真っ直ぐに印章業界を良くする事だけを考えられている姿に心を打たれました。
「お会いした瞬間から誰もが間違えなく好きになってしまう。」そんな方です。笑
是非、実際にこだわりの一品を手に取って頂きまして、その突き抜けた格好良さ、価値を感じてみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ