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財務に関して相談できますか?
掲載日:2026/10/20

毎月の決算書上はきちんと利益が出ていて黒字なのに、預金通帳を見るとなぜか手元にお金がほとんど残っていないのは、一体どのような理由から起きているのでしょうか?
※ 相談者のプライバシーに配慮し、実際の質問内容を一部改変して掲載している場合がございます。ご容赦ください。
私がお答えします
経営者様から最も多くいただくご相談の一つが、この「黒字倒産」の足音におびえる資金繰りのモヤモヤです。「利益ing=お金が増えている」とは限らないのが、財務の非常に厄介で大切なポイントです。
利益は「発生主義」というルールで計算されるため、実際に入金や出金がしていなくても、売上が立った時点や経費が発生した時点で計上されます。一方で、手元の現金は「実際のキャッシュの出入」でしか動きません。そのため、以下のような要因があると、帳簿上は黒字でも口座からお金が消えていきます。
売掛金の回収と買掛金の支払いのズレ:売上が立っても、入金されるまでに数ヶ月のタイムラグがある。
借入金の元本返済:銀行への返済における「利息」は経費になりますが、「元本の返済」は経費ではなく、純粋に手元のお金を減らすキャッシュアウトである。
在庫や設備への投資:仕入れた在庫が売れ残っていたり、大きな設備投資を現金で行ったりすると、その分のキャッシュが固定化される。
利益の数字」と「現金の数字」は、いわば車の両輪です。
決算書の利益に安心するのではなく、資金繰り表や試算表の預金残高の動きをセットで追いかけ、「お金がどこから来て、どこに消えているのか」を自分の言葉で説明できるようにすることが大切です。
➡資金繰りを良くするためにはつの5つのポイントがあります。
①限界利益、➁経費、➂在庫、④売上債権回収サイト、⑤仕入債務支払サイト
です。銀行融資や資産売却は緊急輸血にすぎません。5つのパーツをそれぞれ考えていますか?