まちの仕事人インタビュー
高圧酸素+水素の力で身体を守る
株式会社Wa.La.Ka 取締役 草野 岳治 (くさの がくじ) さん インタビュー

1982年、東京都渋谷区生まれ。神奈川大学を卒業後、都内の学校職員として働き始める。その後、株式会社ブリヂストンへ転職し、工場の生産管理、販売企画、国内営業などを経験の後、海外事業所の立ち上げのため、インドネシアへ海外赴任。帰国後、創業メンバーの1人として、株式会社Wa.La.Ka.に参画。

酸素カプセルの生みの親が開発

この仕事を始められたきっかけを教えてください。

前職でインドネシアに海外赴任し、一人で事業所の立ち上げに奮闘したことをきっかけに、会社設立のノウハウを学びました。いつかは自分でビジネスを始めたいと思っていたときに、知人から「こんな人いるよ」と紹介されたのが、酸素カプセル生みの親と言われる江原司郎さん。大学まで野球をやっていたこともあり、パフォーマンスが向上すると言われていた酸素カプセルに、大きな興味を持ちました。お話の中で「世の中の酸素カプセルは、ここ20年は大きな進化は果たしてない」と聞いてビックリ。「新しい技術がないとか、ありえないでしょ!」と私が突っ込んだところ、「実は新しい技術はあります!」と、力強く言っていただきました。話を聞けば聞くほど、新技術を活用した酸素カプセルが、多くの人の役に立つことを確信。江原さんは、現在帝京大学に通われ研究室にも所属されていて「もっと開発に没頭したい」とのご意向があったことから、開発された最新の酸素カプセルを世の中に広める総代理店として、株式会社Wa.La.Ka.を、義弟と一緒に立ち上げました。


仕事の特徴はどのような点にありますか?

高気圧酸素+水素カプセル」(以下HBHOT)を体験できるステーションの運営と、販売・レンタル・保守事業を行っています。酸素カプセルは、2002年のW杯直前に骨折した、デビッド・ベッカムが、骨折の治療に使って復活を遂げたことでも一時期話題になりました。HBHOTは、最新技術を活用して作られた、最新の酸素カプセルです。HBHOTは、カプセル内を1.9気圧という高気圧の環境(一般的には1.3気圧程度)にし、高濃度の酸素50%と水素4%の両方を吸い続けることができます。それにより血液中(動脈血)の酸素濃度が通常の6.5倍になるのです。高圧環境では、酸素と水素がたくさん血液中に溶け込みます。こうして水素が脳とミトコンドリアに届くことで、悪玉活性酸素を除去するといわれています。病気や老化を作り出すと言われる悪玉活性酸素を減らすことで、疾病・ケガに苦しむ方や、老化による身体の衰えに悩む方へ、ヘルスケアソリューションを提供しています。


老化抑制にも効果が期待できる新技術

どんなお客さまが多いですか?

ステーションには、スポーツ選手格闘家を中心に最近ではコロナの後遺症や不眠に悩まれている一般の方のご利用も増えてきました。大森には、昔から有名なフィットネスクラブがあるため、その立地的な特色も反映されています。酸素カプセルは、2008年の北京オリンピックでは、(自粛した日本を除く)各国の選手が疲労回復の目的で使用していました。『WADA:世界アンチ・ドーピング機構』も、酸素カプセルはドーピングにあたらないとの判断を示しており、ロンドンオリンピックでは、公式に持ち込みが許可されています。少しでも能力アップや疲労回復の効果を得たいという方が、コンディション作りの目的でいらっしゃいますね。また、お身体に不調のある方も多いです。なるべく薬を使わずに回復したいという方から、支持を得ています。疲労回復リラクゼーションアンチエイジング肌のターンオーバーの促進などの効果が期待されます。HBHOTの販売については、病院はもちろん、美容外科、接骨院、整骨院、プロスポーツチームなどからの問い合わせが、多く寄せられています。ご興味をお持ちの方、お気軽にご連絡ください。


今後の活動について教えてください。

登場から20年以上が経過していますが、酸素カプセルは、まだまだこれから進歩していく分野です。業界全体で、共に成長していきたいですね。そのためにも、もっと多くのデータを集めて、研究を深め医療従事者との連携を深めていきたいです。これから人口が減っていく日本において、「薬」「医療」に加えて、高気圧酸素+水素カプセルを活用して「病気になりにくい身体」を作るという第三の方法で、みなさんの健康をサポートしていきたいですね。これからも「高気圧酸素+水素カプセル」・HBHOTを世の中へ広めていきます!


インタビュー後記

業界初、1.9気圧の『高圧酸素+水素カプセル』を取り扱う草野さん。技術的には最新を扱う一方で、参入は後発となるため、ここから巻き返しを図る。周囲からのプレッシャー(圧力)を、前向きに捉えて突き進む草野さんは、高圧に順応している元気な人だ!!

お問い合わせ

名前:株式会社Wa.La.Ka.

住所:東京都大田区大森北1-10-11

電話:03-4400-1815

HP:https://walaka-jp.com

*ご相談の際は、『大田区民ニュース』の記事を読みました。とお伝えください