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一粒万倍(いちりゅうまんばい)とは、

一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる

という意味。

何事を始めるにも良い日ともされ、

仕事始め、開店、出店、お金を出すことに

吉であるとされる。

一粒のヒントやアイデアが

あなたの運を万倍にする。

ビジネス評論家石塚 毅の

ビジネス系開運コラム。

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かつては、入学式に桜が満開。

いまは、卒業式に桜が散り始めるかも。

気候が変わったなーとつくづく実感しますね。

 

1、 リアル店舗は無くならない

 

ケーズデンキを運営する、ケーズホールディングス

の平本社長のコメントです。

同社は2020年4月~12月期で

 

売上高  6065億(昨対111%増で過去最高)

営業利益455億(昨対174%増で過去最高)  

 

「売上は一切追わずに、ひたすら客と従業員の

安全を追求した」(平本社長)

 

安全  >  経済  の時代であると、つくづく実感します。

 

2、 混んでなくてよかった!

 

ベビー用品大手の西松屋チェーンも2020年

3月~11月期の最終利益が昨対4.2倍(!)

の75億。過去最高を更新した、とのこと。

 

もともと西松屋は「ガラガラなのに高収益」で有名。

広い店内、高い天井、直線通路はベビーカー3台

でもすれ違える。

「お子様連れでも安心・安全に短時間で買い物

できる店舗だからご来店いただけた」

密にならないから、売上が上がるという典型例。

 

3、 小売業の非接触・非対面はチャンス

 

イオンはスマホでレジができる「レジゴー」を導入スタート。

くら寿司は注文がすべて手元のスマホでできます。

セブンイレブンも新型レジは、お客が支払い方法

を選び、レシートもお客の目の前に出ます。

各社で繰り広げられる、ノンストレス競争。

これは小売業の人手不足の解消という思わぬ副産物

がついてくる!コロナが無ければこうはいかなかった?

 

巣ごもりでECは伸びてますが、

実物を見た上で買うリアル店舗も欠かせない。

つくづく商売はやりようだなーと。

 

(了)


石塚 毅(いしづか たけし)

1970年生まれ。ビジネス評論家。担当実績7,000社、相談実績15,000人に

裏付けされた企業経営・ビジネスモデル・社風・人材の情報通で博覧強記。

話がおもしろい!と評判。

ご質問・ご相談などはこちらまで。

ishizuka@keiei-c.jp