まちの仕事人インタビュー
健康寿命と平均寿命の差をなくしていきたい
新田鍼灸院 新田 恵斗 (にった けいと) さん インタビュー

出 身:神奈川県横浜市中区

出身校:磯子高校  横浜YMCAスポーツ専門学校  学校法人衛生学園東京衛生学園専門学校卒業

年 齢:1991/1/26  所ジョージさんと一緒

趣  味:子育て(6か月女の子)・筋トレ

職歴・経歴

医療法人社団涓泉会山王リハビリステーション(通所介護)に入社し、社会人として働きながら、パラスポーツ選手のトレーナーをするきっかけがあり、そのタイミングで鍼灸に関する資格を取り、2018年に独立して訪問施術しスタンスで事業を始めた。その後、2022年4月に、店舗をオープン!

健康寿命と平均寿命の差をなくしていきたい


誠心誠意を込めて施術させていただきます


この仕事をしようと思ったきっかけを教えてください

大きく2つあります。まずは、通所介護施設に勤めている最中でしたが、2014年に車いすラグビーのナショナルチームに誘っていただき、車椅子ラグビーのチームトレーナーをしていたのですが、その時にトレーナーだけではなく選手の治療もできるようになりたな~と思っていたんです。その時、たまたまの縁なのでしょう。職場の近くに夜間授業がある鍼灸マッサージ養成校があったのですが、思い立ち、気が付いたら出願していましたw。そして、卒業してそのまま国家試験を取得し、訪問型治療院を始めたんです。もう一つは、自分のおばあちゃんが足が悪くて、長いこと車椅子生活だったんですね。車椅子生活になると、何かをしたいにも誰かの助けが必要になってしまい、それを永いこと見ていたので、辛いな〜と思っていました。自分のおばあちゃんだけではなく、みんながなるべくそうならない様にしてあげることが重要だと思ったんです。健康寿命と平均寿命が10年ほどあるという事はご存じですか?そういう健康寿命が乖離した状態を直していかなければならないな~!と思った事がきっかけですね。


新田鍼灸院の特徴を教えてください

新田鍼灸院は、単に痛みやゆがみの矯正などの施術をするだけではなく、痛みを起こさない、再発させない身体を作る根本的な動きや筋肉の使い方を改善をしてサポートしていく方法をとっています。患者様の施術予約が60分だとしたら、施術が40分、その後、運動・動きのトレーニングを20分やるようなスタンスを取っています。そして最終的には痛みなく動ける様になって、もう来なくても大丈夫ですよ!って言えるように施術をしています。また、近々ですが、トレーニングニングジムを併設する事が決まっており(機器等発注済)、施術の後にしっかり運動ができる様、ここにしかない設備を発注中です。

仕事と自分の楽しみのメリハリをつけるという事を重要視しています。


地域での活動は何かされていますか?

大田区のクリニックでの事業なのですが、リモート型介護事業に携わっていて、リモートで体操教室を展開しています。老人憩いの家で週に1日の配信をしているので、その動画配信や編集をしています。来年からは、大田区全てのエリアで配信していく予定です(9箇所)今後も是非期待してください。

今後、仕事を通じてやっていきたい事はどのような事ですか?

健康寿命を延ばすことにより、今後のご自身の医療費や家族にかかる負担を軽くするという事に気付いてほしいんですね。今ここで健康寿命を延ばす方法を知っておき、施術をしていく事で老後の病院での治療費を抑えていく事もできると思っているので、そんな方を増やしていきたいです。

地域の皆様に伝えたい事はありますか?

大田区は高齢者が多いんです。ですので公的介護制度を使っている方が多いのですが、私は、今後介護保険制度はなくなっていくものだと思っているんです。だから自分で健康管理、維持ができるようにならないといけないんですね。ですので、病気をする前に、健康を”ストック”していき、自分で健康寿命を延ばしていきましょう。将来、寝たきりのおじいちゃんおばあちゃんになりたいのか、元気なおじいちゃんおばあちゃんでいたいのか?考えて欲しいのです。もし後者なのであれば、ぜひ新田鍼灸院に来てください!

インタビュー後記

新田さんとの出会いは、医療従事者+αでがんばっている方のためのコミュニティ『hospass』で知り合いました。インタビューに伺う前と、新田さんと話した後では、鍼灸院のイメージがガラッと変わりました。新田さんは、『痛みを無くす』施術ではなく、『痛みを起こさない様にする施術』なんです。。。ん、では痛みが無くなったら、来てくれなくなっちゃうじゃないですか??との質問には、それでいいんですと。何度も来ても改善が見られないのでは他も治療院に行ってしまうし、あそこに行ったら良くなったな・・というイメージを付けていただいたほうが良いそうです。確かに!『こんな動きをしているからこの辺りが痛くなってくる』先生はそれを知っているはずですもんね。そうならないように伝えるのが先生ですよね。私もそろそろ身体がおかしくなってくる年齢に・・(汗)違和感を感じたら、久が原に急ぐことになりそうです・・・。

お問い合わせ

新田鍼灸院

東京都大田区久が原2丁目14-6  サンドームクガハラ1階

TEL:03-6410-9384

HP:kenkounihari.seirin.jp/clinic/15075

*お電話相談の際、『区民ニュース』の記事を読みました。とお伝え下さい。