まちの仕事人インタビュー
時代にマッチした葬儀のご提案を
トーサイセレモ株式会社 常務取締役 反橋 忍 (そりはし しのぶ) さん インタビュー

トーサイセレモ株式会社  

常務取締役  反橋 忍さん

1971年2月生まれ、岡山市倉敷市出身。高校卒業後建設会社で勤務するもバブル崩壊の影響を受け、転職を考える。求人広告を見て興味がなかった葬儀業界に27歳の時に飛び込んだ。最初は右も左も分からなかったが葬儀の奥の深さを知り、一都三県での葬儀の慣習の違いを学ぶなど四半世紀の時が過ぎた。趣味は格闘技(特にボクシング)

奥の深い葬儀という世界 

御社の特徴を教えてください

27歳の時、埼玉の大手互助会に入社したんですが、この業界の奥の深さを目の当たりにしましてね。先輩方に教えてもらうことばかりで時間が過ぎるのが早かった。入社後半年は見習い、修行って感じでしたね。だけどいつまでも見習いでは一人でお式を担当させて頂けない。だから毎日が勉強で必死でした。経験を重ねるに連れ支店を任されることになり、地域によって葬儀の慣習が異なることを知り、一都三県の独自な葬儀慣習を知りたくなりました。埼玉から千葉の葬儀社に転職したのはそれがきっかけです。弊社は拠点が5つありますので、この私の経験を社員に伝えることが出来ます。それが弊社の強みですね。

どのような方からのご依頼が多いですか 

地元の病院からのご依頼が多いですね。

ご依頼者さまとはどのように接していますか ?

コロナ禍で最近は家族葬・火葬が増えましたが、葬儀の打ち合わせは急を要するわけで短期間で打ち合わせ、ご依頼を頂戴するわけです。だから快活にご家族のご要望、お話を伺いなるべくご負担を掛けたくない。一時間のご相談であれば、故人のお話を50分、葬儀の話は10分という感じでまずはお話を伺うことに重きを置いています。

もう葬儀は地場産業ではないと思います

葬儀の地域慣習の違いのお話、具体例教えて頂けますか? 

東京東久留米エリアでの慣習なんですが、納棺に立ち会う皆様が醤油をかけずにそのまま豆腐を食べて出棺するという慣習があります。諸説ありますが、醤油をかけた方が美味しく頂けるお豆腐をそのまま食べる。つまり美味しくないこんな経験はもうこりごりだという慣習だそうです。こういう地域独特の慣習も葬儀マンとして知らないと恥をかく。私は四半世紀で一都三県で約2,000件のお式に携わってきました。だからこそこのノウハウや経験を各社員に伝えていきたいのです。

最近のクライアントの傾向は?

コロナになってからは家族葬半分、火葬のみが半分ですね。


人生最後の場に関われることに感謝

記憶に残るご葬儀はありますか? 

大物芸能人のご家族のお式や築地本願寺での映画関係者の参列者800人なんてお式も担当させて頂きましたが、記憶に残るお式というのは前職時代に「これだけしかお金が無い、だけどこういう葬式をしてもらえないか」と言われた母娘さんのお式ですね。エピソードや故人であるお父様への想いなど伺うに連れ気持ちが動かされたんですよ。私も意気に感じ会社に報告したところ「お前がやるなら構わないけどその金額では社員を応援でつけられないぞ。お前が一人でやるならやってもいい。」ということで最初から最後までやりました。勿論売上金額は低かったので会社から評価はされませんでしたけど、今でも記憶に残るお式です。

依頼者さまから言われたうれしい一言はありますか 

先程のお話の続きですが、お式が終わりアパートの前で母娘さんに見送られ名残惜しそうに言われた「これでお会い出来るのが最後ですね。」ですね。今でもその情景は思い出しますよ。


最後に葬儀社選びで大切なことを教えてください 

約2000件の葬儀に携わってきましたが、事前相談をしっかりされて施行されたご家族様のお式は全体の1割です。万事があってから葬儀の打ち合わせをするというのは兎に角、忙しく慌ただしい。一昔前の様に葬儀の準備をするのは不謹慎というのはないと思います。そういう意味でお電話なり資料を請求するなり万事に控えご準備されることをお勧めします。精神的に慌てている状態ではしっかりとお話も伺えないし、いいサービスもご提供出来ない。そういう意味で事前相談をお勧めしますね。

インタビュー後記

興味がなかった葬儀という業界に27歳で転職したものの、なんだかんだで四半世紀。「人生の半分この業界に身を置いているんですね・・・。」とインタビュー中にしみじみと語った反橋常務。がむしゃらに走り続けた20代、30代、40代を経て元来頼られることが好きな常務は50歳を超えてから自身の経験や葬儀ノウハウを各社員にどう伝えていくかという思考に変わってきたと言います。家族のスタイル、葬儀・弔いのあり方もこの四半世紀で様変わりしたそうで、コロナで葬儀業界も変革、アフターコロナももう以前の葬儀スタイルには戻らないと語っていらっしゃいました。


「もう葬儀業界は地場産業ではないと思います」という言葉も一都三県の葬儀会社で約2000件の葬儀を施工された反橋常務だからこそ。一都三県に5拠点を持つトーサイセレモさんだからこそ大田区蒲田で打ち合わせをして千葉・埼玉でのお式も可能な訳です。是非お気軽に事前相談してみて下さい。熱血漢の反橋常務がご家族に合ったご葬儀をご提案して下さると思います。


お問い合わせ

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*お電話相談の際、『区民ニュース』の反橋さんのインタビュー記事を読みましたとお伝え下さい。

HP:https://www.tosaiceremo.com