マスクを求めてドラッグストアに列ができていた映像は記憶にまだ新しいと思うが、その反動ともいえる「マスク飽和状態」が今 各地で起こっている。もし買い求めている人がいれば是非蒲田駅西口にある商店街「Sun Rise KAMATA」に足を向けてみて欲しい。


そこではひとたび歩けばドラッグストアだけでなく食料品店、紳士服のお店、帽子屋などなど…あらゆるジャンルのお店の店頭でマスクやアルコール消毒液が販売されている。

挙句の果てには携帯ショップのくじ引きの景品までマスクだ。


 


「2ヵ月前の全国民に見せてあげたい…。」…そんな気分で歩いた。

「マスク通り」と化した商店街だが、時々足を止めて「あっちのお店の方が安いね。」と話す声も聞こえる。

気にしている人もいる様子で、まだ需要はあるようだ。



中でも売れていたのは、酒屋で売られていたアルコール消毒液。

こちらは日本酒でお馴染みの菊水酒造が開発したことで少し前に話題になったアルコール度数77%のスピリッツで作られた消毒液。

テレビなどで話題になった商品ということもあり、私が見たときは在庫がラスト1本だった。


 

しかし、帰りがけにマスクを求める「」と遭遇することになる。

マツモトキヨシのマスクが良心的な価格で入荷したようで、「待ってました!」とばかりに手に取る通行人が殺到していた。

やはりマスク販売の王様はドラッグストアのようだ。

 

アベノマスクも配送率が今だ2割ほどと発表されている昨今、商店街では既にマスクの在庫が「」になっている。

 

取材:千葉真理