
1968年、大田区生まれ。2010年、光通信からの出向により、現在のプロバスケットボールリーグ『Bリーグ』の前身の一つである、『bjリーグ』とのジョイントベンチャーに携わる。2012年、端末を使ったスコア集計アプリ「BasketPad2」をリリース。2020年に、MBOにより事業承継し、株式会社バスケプラスを起業。2025年のインターハイとインターカレッジでは、それぞれの出場校のうち85%がサービスを利用するなど、利用者は年々増加中。
種目に特化したデジタルスコアブック

この仕事を始められたきっかけを教えてください。
2010年、光通信からの出向により、現在のプロバスケットボールリーグ『Bリーグ』の前身の一つである、『bjリーグ』とのジョイントベンチャーに携わる中で「何か良いサービスを作りたい!」と考えていました。そんなある日、テレビでバレーボールの世界選手権を見ていて、全日本の眞鍋監督が、試合中にiPadを手にしながら選手に指示する姿に「これだ!」と思いましたね。同じことをバスケットでもできないかと考え、2012年、端末を使ったデジタルスコアアプリ「BasketPad2」をリリースしました。2015年以降は、大学生のインターカレッジや、高校生のインターハイ、国体などの全国大会オフィシャルスタッツとして、無償提供させていただきました。2020年に、MBOにより全事業を承継し、株式会社バスケプラスとして再スタート。2022年にはバレーボール、2023年にはサッカー、にそれぞれ対応したスコア集計アプリをリリース。2026年は野球に対応したスコア集計アプリをリリースする予定です。
仕事の特徴はどのような点にありますか?
『BasketballAnalyst(2022年BasketPad2より改名)』は、iPadにそれまで紙のシートで残していたスコアブックをつけることができる、デジタルスコアブックアプリです。シュートの成功、アシストやリバウンド、スチール、ブロックなどのデータを、指先一つで簡単に入力することができます。これらのデータは「ボックススコア」「貢献度」「シュートチャート」として、リアルタイムに反映されるため、 タイムアウト時に瞬時に次の作戦に活用することができます。入力したすべてのデータは、コーチやプレイヤーに限らずチーム関係者にも共有することが可能です。アップロードされたデータから「チーム別」「選手別」「クオーター別」でのシュートチャートや、「エリア別」のシュート成功率を簡単に確認いただけます。「期間別集計」により、選手ひとりひとりの成長を確認することも可能です。また、データは印刷・PDF化することも可能なため、チーム全体で明確なデータを参照しながら分析することができます。分析に必要なデータを幅広くカバー。データはチーム内で保持されるので、チームにとって貴重な財産になります。PLAY BY PLAY機能では、動画の共有はもちろん、スタッツと動画を連携させることでシュートやリバウンドなどのシーンが、一連の流れで確認できます。アプリ単体で提供しているものから、iPadをセットにしたプランなどをご用意しています。
応援に行けなかった親御さんも大満足

どんなお客さまが多いですか?
現在、バスケットボールだけで2,000チーム以上にご利用いただいています。また、毎年100~200チームほど新規でご利用いただいています。約半分が高校、4割が中学校、残りが大学・社会人・プロとなります。ちなみに、2025年のインターハイとインターカレッジでは、それぞれ出場校の85%が『BasketballAnalyst』を利用していました。選手が成長して、チームが強くなるためにアプリが役に立っていることを確信できて、とても嬉しかったですね。全国大会など、応援に行けなかった親御さんが、子どもの活躍をハイライトで見ることができるところも大変好評な理由の一つです。ちなみに、アプリ独自の機能が、利用者の輪を広げてくれています。PLAY BY PLAY機能により、選手一人ひとりのハイライト映像を視聴できることを知っている親御さんから「子どものチームにも入れてほしい」と学校側に持ち掛けてくれているようです。また、バレーやサッカーについては、すでにバスケットボールでご利用いただいている学校において、職員室の先生同士の会話の中から、アプリを紹介いただき、お問い合わせをいただくことが増えています。
仕事をするうえで心掛けていることを教えてください。
“自分が楽しみながら働く”ことを心掛けています。これまでに、いくつもの営業を経験してきました。私は趣味が“仕事”で、特技が“営業”と言えるくらい、スーパーポジティブに仕事を楽しんできました。現在、スタッフには、「とにかく仕事を楽しんで!」と伝えるようにしています。ちなみにスタッフも、バスケットボールやバレーボール、サッカーなどのスポーツ経験者ですよ。営業に行った学校や大会には、後輩や先生など、顔見知りの関係者も多く、会話も弾みやすいため、楽しく仕事に取り組んでくれています。現在、福島県、新潟県、栃木県、茨城県、東京都、静岡県、愛知県、福岡県、熊本県にスタッフがいますが、全国にはまだまだチームが多く、人手が足りていません。スタッフも募集していますので、興味を持っていただいた方、是非一緒に楽しく働きましょう。ご連絡お待ちしております。
インタビュー後記
盛さんは、とにかく仕事が楽しそうだ。スポーツに関わってきたからこそ、選手はもちろん、チームも、業界全体も盛り上がって欲しいと心の底から願っている。そんな盛さんが、手掛けたアプリには、チームを強くするためのヒントが詰まっている。バスケットボール、バレーボール、サッカーで上を目指すのであれば、使わない手はない。
お問い合わせ
名前:株式会社バスケプラス
住所:東京都大田区千鳥2-17-7
TEL:050-3092-2474
*ご相談の際は、『区民ニュース』の記事を読みました。とお伝えください。