いつもokageに関わっていただきありがとうございます。

3週間、長いお休みをいただきありがとうございました。

厨房掃除、ベトナム研修(旅行)、家族旅行、事務作業、、、

とても充実したお休みをいただきました。

言葉が通じない土地でのコミュニケーションはとても面白かったです。

身振り手振りでやりとりしたり、より相手のことを知ろうと努力している自分がいました。

普段言語に頼りきって論理的に動いている自分にとって新鮮な体験でした。

言葉よりも大切なことがここにある。inベトナム
そんな感じです。

今回の休みで、家族の時間も大切だなと感じました。

パートナーのもえの実家でおじいさんの誕生日会をやったり、私店長のばあちゃんの墓参りがてら温泉で両親とゆっくり過ごしたり。

自分にとってパン作りはもちろん大切な時間ではありますが、家族の時間、人との時間はもっと大切で、大切にしなければならないと強く感じました。

私店長は厨房に入るとパンの製造を最優先に考えてしまうため、作業時間が長くなればなるほど人格を失う性質をもっております。

なので、身近な人を大切にするという人格を取り戻すためにも今後こういった長期休みをいただきたいと思います。

もちろん、okageを慕ってくださる方やパンを食べてくださる方も大切な一人です。

できるだけ長く、安心して毎日食べられる、美味しいと感じられるパンを作らせていただきたいと思います。

9月6日土曜日10:00より、またよろしくお願いいたします。



追記:inベトナム

ベトナムで感じたことはまず、活気が凄いということ。

昼夜問わずバイクが走っているし、深夜でも屋台や食堂の明かりが爛々と輝いていました。

たまたま建国80年の祭典のリハに居合わせたのですが、みんなが国旗を振り、パレードに参列していたのが印象的でした。

ベトナムに比べ、日本は潔癖症だなと感じました。

これは悪いことではなくむしろいいことだと僕は思います。

特に、モノづくりの世界では、これで満足!がなく、あーでもないこーでもないと試行錯誤する、こだわって拗らせる、日本人素晴らしいなと。

ベトナムのバインミーやフォーもとても美味しかったです。

バインミーのパンは焼き麩のようでした。逆にどうやったらこんなん作れるんだ。と困惑。

バインミーにしてもほかの料理にしてもなかなか日本で真似できないのは、さっき書いた、日本人は潔癖症というのに繋がるんじゃないかと思います。

どうしてもパンそのものを完璧にしようとする、製造方法にこだわりすぎるのがアダになるのではないかと。

もっと適当に作ればいいんだよ、これは美味しすぎる。何度かこういったことを言われたことがあります。

いや、美味しいもん作って何が悪いってその時は考えてました。

今も胸の内では思っています。

ただ、どんなものでも作ったことがないものを「本気出せば作れるから」というようなクソ野郎にはなりたくない。のでなんとか形にはしてみたいと思います。

なにはともあれ、僕は日本が大好きなようです。

与太話:

山岳地帯のサパを歩いていると後ろから

「ten thousand(60円) for me…」

「ten thousand(60円) for me…」..

とか細い声が。

振り向くと小さい子供が。

腕には大量のミサンガ。

歩けど歩けどついてくる。

根負けしてもえが一つ買うと他にもぞろぞろと。。。

大変なんだなぁとモヤモヤ感が残った。

次の日。

モーニングを食べに宿の食堂へ行くと、昨日ミサンガを売りつけていた子供が。

綺麗な民族刺繍の鞄に綺麗な洋服。

昨日の悲壮感はどこへやら。

目が合う。気まずそうだ。ハニカム。

なんか、良かったなと一安心した朝でした。

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287 いいね! ('25/10/21 03:00 時点)