第72話｜「いつもニコニコほがらかに」を考える

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一粒万倍（いちりゅうまんばい）とは、

一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる

という意味。

何事を始めるにも良い日ともされ、

仕事始め、開店、出店、お金を出すことに

吉であるとされる。

一粒のヒントやアイデアが

あなたの運を万倍にする。

ビジネス評論家石塚 毅の

ビジネス系開運コラム。

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小田急線車内刺傷事件には震撼しました。

犯人は「6年くらい前から幸せそうな女の人を

見ると殺意を感じた」とのこと。絶句です。

日本はステージが変わったのかもしれません。

これから女性はミニスカートNG、化粧も地味に。

幸せそうなゆるふわな感じは絶対NG、という風に

自衛・防御しなくてはいけないのでしょうか。。。

「叱るけれども怒ることはない」

これは､若い時のジュリアス・シーザーの人物評価と

とのこと。｢叱っても､怒ることのない｣リーダーだった

そうです｡

一方､アドルフ・ヒトラーは写真か映像でしか見たこと

がありませんが､絶えずしかめっ面で厳しい顔をしてます。

どんなリーダーが良いリーダーなのか?

「いつでも上機嫌でいる人」

｢朗らかな気分を維持できる人｣

がリーダーの一番重要な資質だと指摘する歴史家

もいます。

『歴史に学ぶリーダーの研究』

（渡部昇一著・致知出版社）

最近の20代経営者は怒らないリーダーが増えて

いますね。みなさん、いつもニコニコしています｡

だから社内もとっても雰囲気がよく、良い意味で少し

ゆるくて、クリエイティブなことが生まれるのも頷けます。

その昔、私も見習って

｢よしどんなことがあっても決して怒るのはやめよう｣と

決意したことがあります｡

1週間が限界でしたね(笑)

「雇わない経営」にシフトしてからはその場面そのものが

なくなりましたが。

私はいいリーダーになんかなれないでしょう(笑)

日テレの｢行列のできる法律相談所｣の北村弁護士は

｢決してテレビでは笑うな｣と司会の島田紳助氏に言われて

あのテレビキャラを作り、受けました｡

本当は､とても愛想のいい好人物だ、ということです。

まあ、そんな事例もあるのですが（笑）

（了）