杉並区出身 横浜市育ち
ロサンゼルス留学後、現地で就職。コンピューターグラフィックや広告業に携わる。
帰国後、貿易流通のコーディネーターや動物愛護のボランティアなどを経験。
2021年10月にYokohama Ocean Activitiesを立ち上げ、海洋散骨事業とドッグサップスクール事業を展開。
趣味:旅行、音楽鑑賞、お酒
海洋散骨事業を始めたきっかけはありますか?
創業のきっかけは、亡き愛猫のためにおこなったマウイ島(ハワイ)での海洋葬です。喪失感や、もっとしてあげられた事があったのではないかという後悔の念から、遺骨を手放す決意をするまでには多くの時間を要しましたが、かねてより興味のあった海洋葬という形で弔いのセレモニーをおこないました。
海洋葬に興味があった理由は、子孫がおらずお墓のケアが難しい事と、マリンスポーツ愛好家で海が大好きなため、死後は散骨という形で自然に還りたいと考えていた事です。
昨今、お墓の管理問題や墓じまいに関するトラブルに関して多く耳にすることがあります。立派なお墓があったとしても、管理できる人がいなければ故人も報われません。海洋散骨を選択することによって、海に行けば故人を思い出せる。海は世界中繋がっていますので、故人に祈る機会も増えるのではと考えています。

アロハスタイルの海洋葬 - 代行散骨の様子 - YouTube
Yokohama Ocean Activitiesでの海洋散骨はどんな特徴がありますか?
貸切プラン・合同プラン・代行プランと、それぞれのご家庭に合わせてプランを選択することが出来ます。
例えば貸切プランでは、船を貸し切りにして、散骨をおこないますので、ご家族や親しい友人だけで最後のお別れができます。船上BBQ(オプション)でのご会食も可能です。
また、創始者が愛猫の散骨のために参加しインスピレーションを得た、マウイ島(ハワイ)のアロハスタイルの海洋葬も可能です。故人の人生、亡くなったペットの生涯を”祝い、尊ぶ”スタイルのセレモニーを、横浜・湘南で再現することが出来ます。
「海へ行けば、また逢える。」
散骨をするという決意をされたお客様の笑顔でのお見送りのため、1件1件丁寧にサービスを提供して参ります。
今後、やっていきたいことはありますか?
現在は横浜エリア・湘南エリアにて海洋散骨を実施しておりますが、今後はハワイ(マウイ島)や宮古島でも実施できるよう広げていきたいと思っています。
また、ペットの海洋散骨事業を通じて動物愛護に対して貢献出来たらと思っています。
例えば、チャリティーイベントを開催したり、動物虐待防止に対する啓発活動を行いたいです。昨今、ペットブームで犬・猫を飼われる家庭が増えていることは良いのですが、終身飼育に対して意識が十分でない事が課題です。犠牲のもとに販売されている動物が殆どですので、ペットショップで買うという選択肢だけではなく里親などからの飼育に少しでも繋げることが出来れば幸いです。


インタビュー後記
インタビューをさせて頂く中で、『海に行けばいつでも会える』とお話されていたことが印象的でした。リンクのYouTubeを視聴して頂けるとわかるのですが、しめやかに行う一般的な葬儀とは全く異なりました。墓じまい等のトラブルが生じる可能性も少なく、新たな選択肢として真剣に考えても良いのではないでしょうか?
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