【最近ちょっと変かも・・・?それ、もしかしたらホルモンの仕業です】

なんだか最近、イライラしやすい。夜中に目が覚める。集中できない…。
それ、ただの「疲れ」や「年のせい」で片づけていませんか?

実はそうした変化の裏には、“ホルモンバランスの変化”が関わっていることがあります。
今回は、女性も男性も持っている「性ホルモン」のはたらきと、年齢とともに訪れる心と体の変化について、ちょっとやわらかくお話ししてみたいと思います。

ホルモンって、誰の体の中にもあるもの
男性ホルモンも、女性ホルモンも、両方ある
よく「男性ホルモン」「女性ホルモン」と聞きますが、実はどちらのホルモンも、みんなの体の中にあります。違うのは、その“バランス”。

たとえば、妊娠や出産ができる年齢の女性は、女性ホルモン(エストロゲン)が多め。男性は、男性ホルモン(テストステロン)が多めです。でも50歳を過ぎるころから、どちらのホルモンも少しずつ減っていって、バランスが変わってくるんですね。

女性ホルモンは「守る力」、男性ホルモンは「挑む力」
女性ホルモン(エストロゲン)は“内向き”のホルモン
女性ホルモンは、子どもを授かって育てるためのホルモン。気持ちをやさしくしたり、共感力を高めてくれるのが特徴です。
赤ちゃんがかわいくてしょうがない!とか、ペットが愛おしくて仕方ない…って感じたこと、ありませんか?それ、オキシトシンというホルモンの分泌も関わっています。

このホルモンがしっかり働いていると、家族や周りの人を思いやったり、ちょっとしたことで涙が出たり、スキンシップが心地よかったりするんですね。

男性ホルモン(テストステロン)は“外向き”のホルモン
一方で、男性ホルモンは「狩りに出かけるエネルギー」をくれるような、行動力のホルモン。
ワクワクしたり、チャレンジしたくなったり、ちょっと血圧も上がったり(笑)…そんな“やる気スイッチ”を押してくれるのが、テストステロンです。

だからといって、どちらかだけ多ければいい、というものではありません。どっちも必要で、大事なのはその“ちょうどいいバランス”。

更年期ってどんなとき?
実は、自分よりも周りが先に気づくことも…
更年期って、「ある日突然始まる」ものじゃなくて、ゆるやかに少しずつやってきます。そして気づいたときには、「あれ?これってもしかして…」となることが多いんです。

自分では「ちょっと疲れてるだけかな」と思っていても、実は周りのほうが「あれ?最近なんか違うな」と感じていることも。

「これってもしかして?」と思ったら見てほしいサイン
家族や同僚、パートナーのこんな変化、心当たりありませんか?

以前よりイライラしやすくなった

ちょっとしたことで喧嘩になる

暑がり・寒がりが極端になってきた

夜中に何度もトイレに起きている

疲れが抜けない、眠れないと言っている

肩こり・頭痛をよく訴える

約束をドタキャンするようになった

無気力、ふさぎ込みがちになった

忘れ物・うっかりミスが増えた

趣味や好きだったことへの興味が薄れてきた

本や長文を読めなくなった

大事なのは「気づくこと」と「声をかけること」
こうした変化があったとき、自分で気づけることもありますが、実は「周りの誰かの一言」がとても大きなきっかけになることも。

「最近、ちょっとしんどそうじゃない?」
「もしかしたら、更年期かもよ。一回病院で相談してみたら?」

そんな言葉が、心と体を守る第一歩になるかもしれません。

ホルモンの変化は、誰にでも起こる自然なこと。
それを「恥ずかしいこと」や「我慢するもの」と思わなくていいんです。

ちょっと気になるな、そう思ったら、信頼できる場所に話を聞きに行ってみませんか?
あなたや大切な人が、もっとラクに、もっと自分らしく過ごすために。

#更年期 #更年期障害 #女性ホルモン #男性ホルモン #女性医療クリニックluna横浜元町

続きは Instagram で

17 いいね! ('25/04/10 10:01 時点)