可塑性を一時的に高め、SNを軸にネットワークを再編。その“窓”を行動で活かす。

ケタミン治療は、脳の“しなやかさ(可塑性)”を短時間ひらきます。中ではAMPA→BDNF/TrkB→mTORのカスケードが動き、シナプス再編が起こりやすい状態に。
同時に、SN(サリエンス)がハブとなってDMN(内向き)↔FPN(実行)の切替えや“再重み付け”が進み、脳活動の多様性(エントロピー)も上がりやすくなります。

だから投与後1–3日は「学び直しの窓」。
• 行動活性化:朝の光を浴びて15–30分歩く
• 曝露:小さなSTEPから(曝露ラダー)
• 再評価:自動思考→根拠/反証→別の見方を一行
• 対人:安心できる人に近況共有(頼みごとを1つ)

誤解しがちな点
強い解離は“必要条件”ではありません。大切なのは窓のあいだの行動と支援です。

※日本ではケタミンは麻薬指定・うつ適応外。実施は有資格者・設備・監視体制のある医療機関でのみ。

#ケタミン治療 #可塑性 #サリエンスネットワーク #DMN #FPN #メンタルヘルス #うつ病 #TRD #神経科学 #行動活性化 #曝露療法 #認知再評価

続きは Instagram で

7 いいね! ('25/10/16 03:00 時点)