=====================================

一粒万倍(いちりゅうまんばい)とは、

一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる

という意味。

何事を始めるにも良い日ともされ、

仕事始め、開店、出店、お金を出すことに

吉であるとされる。

一粒のヒントやアイデアが

あなたの運を万倍にする。

ビジネス評論家石塚 毅の

ビジネス系開運コラム。

=====================================



コロナ禍でテレワークが増え、リモート

ワークが珍しくなくなりました。


最近、企業経営者がよく


「社員の能力がはっきりした」


「これから誰と一緒にやればいいかがわかった」


と口にされることが多いですね。



その影響なのか、コロナ禍をチャンスに!

ということで、なるべく仕事は


「見える化」


「定量化」


「標準化」


しよう、という取り組みをされる企業

が少しづつ増えているといいます。


能力の高い社員にはより付加価値を

生む仕事をしてもらい、

そうでない仕事はなるべく自動化したり

集約化して仕事の生産性を上げる。

そして社員数を減らし、収益性を上げる、

というのがそのねらいです。


少子高齢化社会で、

人手不足でもありますからね。

しかし職種によっては、そもそも業務の

分類がしにくくて、仕事の見える化が難

しい場合も多いそうです。


また仮に仕事を見える化できたとしても、

使っているITのツールがバラバラで

属人的に仕事をしている場合が多い

とのことです。

つまり、仕事を標準化するなんて恐ろ

しく大変なプロジェクトである、とのこと

です。


仮に仕事を見える化できたとして、

次は、当然評価と報酬・賃金の話に

なります。

仕事が見える化すればするほど、評価

が重要となります。
はたしてこの

ハードルをクリアできるのか?


人を雇用することがこれほど難しく、

やっかいなことなのか、と感じている企業

も多いことでしょう。



成功があがりでもなければ、


失敗が終わりでもない。


肝心なのは、続ける勇気である。


W.S.チャーチル


とかく、人事戦略って一時のブームや

トレンドで盛り上がり、検証が十分にされ

ないうちにまた新しいものに切り替わる

ことが多いですよね。


やるのであれば、
「やり遂げよう」

「やり続けよう」とする執念や覚悟が

なくてはなりませんよね。


雇うのか、雇わないのか。


それが問題だ。


なーんちゃって(笑)




石塚 毅(いしづか たけし)

1970年生まれ。ビジネス評論家。担当実績7,000社、相談実績15,000人に

裏付けされた企業経営・ビジネスモデル・社風・人材の情報通で博覧強記。

話がおもしろい!と評判。

ご質問・ご相談などはこちらまで。

ishizuka@keiei-c.jp