まちの仕事人インタビュー
特化したリーガルサービスを全国に
ベリーベスト法律事務所 代表弁護士 浅野 健太郎 (あさの けんたろう) さん インタビュー

1976年9月生まれ、東京都生まれ、群馬県育ち。慶應義塾志木高等学校〜慶應義塾大学法学部法律学科〜ニューヨーク大学法科大学院LL.M.


浅野先生の弁護士としてのご職歴、弁護士を目指した理由を教えて下さい。

2002年10月弁護士登録、2010年1月米国ニューヨーク州弁護士登録、2010年12月べリーベスト法律事務所設立して代表弁護士に就任しました。弁護士を目指した理由は世の中の理不尽を少しでもなくしたかったからです。


お仕事の時に大切にしている事は何ですか?

お客様の話をじっくりと聞くこと。お客様の置かれた状況と希望に沿ったスピード感で動くことですね。

ベリーベストさんと言えばテレビCMというイメージです。

ありがとうございます。過払金請求やB型肝炎のテレビCMは大きな反響を頂きました。我々の業界は未だにホームページを持っていない、広告配信するという行為自体白い目で見られた時期が業界内でありました。しかし我々はいち早くそこに着目。2006年の時点でネット広告で弊所の存在を知って頂き、全国から多くのお問合せを頂きました。

それと全国規模の大事務所というイメージがあります。

今では当たり前になった弁護士事務所のネット広告ですが、その当時は全国的にも珍しかった事もあり、地方から予想以上の問い合わせを頂戴しました。それと同時にご依頼者、ご相談者のご期待に応えられないもどかしさを感じたのも同時でした。それで私共は全国展開に舵を切ったのです。

それは素晴らしい流れですね。

たまたま時代がマッチしたのだと思います。私共としてはただ正しい情報をネットを利用して発信したかっただけです。「自己破産したら人生終わり」みたいな間違った情報が氾濫していることが許せなかった。地方の法律事務所がネットで情報配信しないのであれば我々がその地に伺って事務所を開設して正しい情報を皆様にお伝えし、困っていらっしゃる方を助けて差し上げたいと思っただけです。そのスピード感が我々にはあった。あの時の決断やノウハウの蓄積が弊所の財産でもあるんです。


弁護士事務所はサービス業であり、もはや先生ビジネスではない。

我々の仕事は地方創生の一躍も担っている

私はたまたま東京出身で東京の大学を卒業しましたが、全国には優秀な先生が多くいらっしゃる。しかし弁護士として面白い仕事をしたいなら東京というスタイルを崩したかった。実際ネット集客でこれまで蓄積した各地域の膨大なご依頼データやお問い合わせの傾向があるからこそ自信を持って多店舗展開ができる。その地域に法律事務所が無ければ我々が開設すればいい。東京オフィスで修行してくれた若手弁護士が生まれた土地や興味のある地方都市でベリーベスト法律事務所の支店を支えてくれることはこれ以上ない喜びです。それに加え育児しながらがんばる地元の優秀な女性弁護士を雇用することや親の介護をしながら弁護士業務をしてくれている先生などこれからの時代にマッチした事務所運営をしているのは弊所の自慢ですね。

素晴らしいですね。

ありがとうございます。コロナになって生活スタイルも一転しました。コロナ前に地方で勤務したいなんて弁護士はあまりいなかったけど、今では地方勤務を希望する申し出も若手の中から出てくるようになってきました。全国展開出来たベリーベスト法律事務所だからこそ出来るリーガルサービスがあるわけです。東京で受任した地方のトラブルも弊所グループ内で全て解決出来ますからね。

弁護士というお仕事は好きですか?やりがいは何ですか?

好きです。どんな問題にも解決策や対処方法があるはずです。それをお客様と知恵を出し合って見つけていくことに楽しさとやりがいを感じますね。


ご依頼を受けるお仕事で多いジャンル若しくは得意なジャンルは?

企業や経営者の方からのご相談を受けることが多いです。ご相談内容はビジネス自体のご相談だけではなく、離婚、相続等のプライベートなものまで様々です。私自身も法律事務所を経営していることから、経営上の悩みが共通していたり、お客様のビジネスへの関心が強いことから、ご信頼をいただけることが多いようですね。


ご依頼者から言われて嬉しかった一言

「浅野さんは弁護士じゃないね。いい意味で。」




インタビュー後記

「私は浅野健太郎を弁護士とは思っていない。」これを間違った形で捉えられると困ってしまう。勿論私からの立派な褒め言葉である。


「浅野さんは弁護士じゃないね。いい意味で。」と言われた言葉が嬉しかったと彼はインタビューの最後に語ってくれたが、私も同感。世にオーヴァーチュアというネット広告ビジネスサービスが出現した時からネット広告をしていたというのだからまさに法曹界では異端児。完全にビジネスマンである。


一般的に弁護士というとどんなジャンルのお仕事にもどんなお困り事にも対応できますというのが主だがベリーベスト法律事務所は弁護士に各ジャンルに特化させ分野ごとにチームを組んでご依頼者に対応しているという。入所してくれた若手弁護士にやりたい仕事を与え、一気にスペシャリストとして成長させるというから今までの代表弁護士とは感覚が違う。よって若手弁護士の雇用も好調だという。今後もベリーベスト法律事務所、浅野健太郎代表から眼が離せない。令和時代の素晴らしい経営者の一人であることは間違いない。

お問い合わせ

ベリーベスト法律事務所

東京オフィス住所:東京都港区六本木一丁目8番7号 MFPR六本木麻布台ビル11階

電話番号:0120-666-694

HP: https://www.vbest.jp/

*お電話相談の際、『区民ニュース』の浅野弁護士のインタビュー記事を読みましたとお伝え下さい。