まちの仕事人インタビュー
猫の健康を考える薬剤師
MEDICAT株式会社 CEO 田中 雄基 (たなか ゆうき) さん インタビュー


1993年東京生まれ

資格:薬剤師国家資格、化粧品検定1級

昭和大学を卒業後、薬剤師を経て、スキンケアメーカー(株式会社バルクオム)の製品開発部へ転職。

薬剤師という狭い世界から飛び出し、猫のために医療知識を使うMEDICAT株式会社を設立。

猫のための予防ブランド「MEDICAT」を始められたきっかけを教えてください。

薬剤師の私が猫のための予防ブランドを始めたきっかけは、愛猫のティグレがFIPという病気になってしまったことです。

とても致死率の高い病気で、余命2日の宣告を受け、見取りを勧められました。

医療従事者の自分が、愛猫の病気に対して何もできないもどかしさと悔しさを感じました。

どうにか治療をと探し続け、奇跡的に回復することができましたが、自分の中にある医療知識は何のためだろうという思いが残りました。

そこから、人のために進んだ健康技術を転用して、猫がより健康に暮らせる世界を作ることを決心しました。

猫が病気になってからではなく” 病気になる前に、病気になりにくい環境を整える ”

「MEDICAT」はそんな世界の実現を目指しています。


猫に予防の選択肢を。|「MEDICAT」 BRAND MOVIE - YouTube



「MEDICAT」はどのような特徴があるのでしょうか?

猫の未病・予防ブランド「MEDICAT」の第一弾製品は猫のためのスキンケアです。

近年、エアコンなどの影響から乾燥する猫が増えています。

ふけや脱水などが多い例です。

医療チームで殺菌成分を配合せず、皮膚に優しい成分だけの製品を研究開発しました。

製品を通じて、皮膚トラブルから守る健康な肌をつくります!



猫は人のようにうまく不調を伝えることができません。

気づいたときにはかなり進行していたということも多くあります。

だからこそ、日常的に使えてしっかり効果のある製品が必要だと考えています。

猫にスキンケアって必要なんですか

猫は、全身が毛に覆われているので、丈夫そうに思われる方が多いんですが、じつは皮膚が人の1/3の薄さしかないんです!

なのでとてもデリケート。



動物用保険の支払い額ランキングでも2位に皮膚トラブルがランクインしています。

だからこそ保湿で皮膚バリアを整えることで防げるトラブルがたくさんあります!



今後、やっていきたいことはありますか?

今後も猫の生活を医療技術でよりよくできるサービスを展開します!

医療の技術や知識は人のためだけではなく、多くの分野で活用すべき価値あるものだと思います!

動物のウェルネス領域は人間に比べ、とても遅れているのが現状です。

まだまだ多くの病気を事前になくすことができると、心から思っております。

今後人間の押し付けではなく、猫のためを考えた多くの選択肢が増えることを願っています。

そんな世界を「MEDICAT」が創っていきます。



インタビュー後記

薬剤師から、スキンケアメーカーを経て企業という異色の経歴を持つ田中代表だからこそ、このような素晴らしい製品が開発できたのだと感じています。

人間でも予防医医療に対して注目が高まっていると同時に、ペットに対しても予防医療は重要視されています。特に、痛みや不快感を正確に訴えることの出来ない動物たちに対しては、人間以上に体の変化に対して注意する必要があるのではないでしょうか。

猫用のスキンケア商品は、愛猫家の方々に広く受け入れられていく物であると確信しています。

お問い合わせ

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〒107-0061

東京都港区北青山3-1-6-601


MEDICAT株式会社

MAIL:support@medicat.co.jp

HP:猫にも予防の選択肢を。MEDICAT(メディキャット)

公式Instagram:MEDICAT(メディキャット)(@medicat_jp) • Instagram写真と動画

*お電話相談の際、『区民ニュース』の記事を読みました。とお伝え下さい。