9月6日、外傷・救急センター部長 大塚 洋幸医師による健康セミナー「救急車を呼ぶ、その前に知っておきたいこと~“もしも”のときに命を守る応急処置の基本~」を開催しました。
はじめに、多岐にわたる救急医の役割、外科外傷を専門とし世界で活躍してきた大塚部長の紹介、2次救急指定病院に指定されている三田病院の救急体制についてお話ししました。
次に、本日の本題である「救急車を呼ぶ前に知っておきたいこと」について、①救急車を呼ぶ判断、②救急車到着までにやるべきこと、③家庭でできる命を守る日頃からの備え、と3つのポイントを追って解説しました。また、AEDの使用方法や胸骨圧迫、止血について、なぜ必要なのか、具体的な方法などを、デモンストレーションをまじえてわかりやすく紹介しました。
最後の富田薬剤部長のお薬のお話では、錠剤を砕いて飲む危険とオーバードーズについて解説し、こちらも好評でした。講義終了後は、希望者に実際にAEDや胸骨圧迫を体験してもらいながら質問にお答えし、多くの方に参加いただきました。
アンケートでは「わかりやすくとても役立つ内容だった」「デモンストレーションが参考になった」「救急車を呼ぶのを躊躇してしまうが、命を守るため迷わず呼ぶこと、情報をメモしておくことが重要だと分かった」などの感想が寄せられました。

次回の健康セミナーは、10月4日(土)眼科医長 吉田 絢子 医師による「最近、見え方が気になる方へ 〜目の病気と最新治療〜」を予定しています。
https://mita.iuhw.ac.jp/lecture/index.html#s06

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17 いいね! ('25/09/29 05:00 時点)