
略歴
平成8年生まれ。静岡県出身。
モバイル事業を展開している企業に就職
店舗配属になり、店長を経験。
↓
外資系保険会社に転職
↓
ALLEY 店長として転職

飲食のお仕事につかれた経緯を教えてください。
実家が和菓子屋を営んでおり、将来引き継ぐことを考えた時に若いうちはビジネス経験を積んだ方が良いと考えベンチャー企業への就職を選びました。最初について仕事はモバイル事業を展開している会社です。早い段階で店長が経験できることも魅力の一つでした。特に通信機器の販売がしたかったとかはないですね(笑)
会社で掲げていた目標は「自分を通じて人を幸せにする」というものでした。
偶然、自分の人生のプランニングを知り合いの保険営業マンにしてもらったところ、非常に価値のある仕事だと考えこれも経験だと思い外資系保険会社に転職しました。
ところが、自分から営業を仕掛けていくというのが性格的に合わず、結局知り合いから紹介された現在のお店に改めて転職することになりました。
飲食業は初めての経験だと思います。感想とご自身のこだわりについて教えてください。
率直な感想として、飲食業は思っていた以上に難しいなと感じています。
モバイル事業を行っていた時は、駅前設置ということで多くのお客様が来店していただいていたのでそう感じていませんでしたが、現在の店舗は駅から少し離れているということもあり、お客様をどう増やしていくかという課題が浮き彫りになっています。特にこのコロナ禍ということもあり、余計に苦戦しているという感想です。
一方で仕事をしてみて実感したことと言えば、地域の飲食店関係者がお互いの店を、自分のお客様と行き来したり、相互の協力で成り立っている部分もあるんだなぁと痛感しています。また他のお店に通うことで、メニューを考えたり、その見せ方を考えたりするようになりました。日々勉強という感じで面白いですね。同じ店ばかりではなく、色々なお店に足を運ぶようにしています。この経験はすぐにお店に還元できるため、日常的に勉強がてらお店巡りをしています。
また、もともと通信事業に携わっていたこともあり、まだ業界に不慣れであるものの、SNSを通じた発信や見せ方にはこだわりを持ってトライしています。コロナの影響もあって、直接お店に足を運びづらい状況にあるので、SNS上でまずは興味を持ってもらえるよう、当店こだわりのメニューをよりおいしそうに見せる工夫をしています。まだまだ素人の域を出ませんので、私の奥様の意見なんかも参考にしてます(笑)
お店のこだわりと、コンセプトを教えてください。
六本木から少し離れた西麻布という一歩離れたところでカジュアルで落ち着いた雰囲気を味わっていただけるようなお店となっています。デート、女子会、仕事帰り、家族や、10名~の貸し切りにも対応しているので普段使いから2次会などにも気軽にご利用していただけるのではないかと思います。
料理に関してはシェフが和食を中心とした多種多様な料理を30年経験した人で、季節のものをふんだんに使い鉄板で仕上げる一品に自信があります。軽いおつまみから宮崎牛の上質なステーキを幅広く提供しています。苦手な食べ物やアレルギーのあるもの、小さなお子様用の料理などメニューにはないが臨機応変にお客様のご要望に対応できます。
コロナ禍で大人数で集まるのは不安な中でも六本木から少し離れた場所で安心してご利用いただけるような環境づくりを目指しています。

将来の夢や展望を教えてください。
とにかくこのお店を繁盛させたいですね。自分の中で中核においているSNS戦略をもっと強化していきたいです。将来的には多店舗展開できるように今から工夫を凝らしています。一度ご来店いただいた方にリピートしていただけるような店づくりはもちろんの事、SNSの閲覧数から、どのように新規のお客様にご来店いただけるか分析し、ブラッシュアップしていこうと思います。今はこのお店の成長と、自分の成長がリンクしていると感じているので、たくさんの人にご来店いただいて喜んでいただけることが自分の喜びだと思っています。飲食にまつわる経験だけではなく、様々なことにトライする中でこの事業に還元していけるよう努力し続けていきます。
インタビュー後記
私も何度も通わせていただいているお店です。六本木から徒歩10分の場所にありますが、非常に雰囲気も良く、とにかく料理がおいしい。必ず誰かと一緒にお店に入りますが、誰しもが舌鼓を打つ料理とお酒に会話が止まりません。そしてそれだけの満足感に対して料金がリーズナブルと、言うことなし。大切な人と素敵な時間を過ごすのに最適なお店となること間違いなしです。近くにお立ち寄りの際は是非入ってみてください。
お問い合わせ