5月14日、初期・後期研修医、診療看護師などを対象とした、PICCハンズオン「エコーガイド下穿刺による留置」を開催しました。PICC(Peripherally Inserted Central venous Catheter)とは、腕から挿入する中心静脈カテーテルのことで、薬剤(薬液)・栄養剤等の注入、採血、静脈圧測定等を目的として留置します。食事がとれず栄養の輸液が必要な場合、抗がん剤・抗生剤などの刺激の強い薬剤を使用する場合、頻繁に静脈への注射を行わなくてはならない場合などに利用され、点滴のたびに針を刺す必要がない、刺激の強い薬を点滴しても痛みを伴わないなどの利点があります。
はじめに、プローブの持ち方、穿刺位置などの基本的な内容をスライドで説明し、実際にエコーをみながら穿刺し、カテーテルを留置するシミュレーションを行いました。練習とはいえ、キットを使用した本番さながらのシミュレーションは緊張感があり真剣な眼差しで臨む姿が印象的でした。
当院では、国際医療福祉大学医学部生をはじめ、臨床研修医や専攻医の教育・育成にも力を入れています。
国際医療福祉大学・高邦会グループ 臨床研修医・専攻医募集サイト https://hpnetwork.iuhw.ac.jp/

続きは Instagram で

22 いいね! ('25/06/23 20:01 時点)