ひとめぐり「PET-BOX(ペットボックス)代表 山田珠莉さん」(令和8年6月15日号)
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更新日:2026年6月11日
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ひとめぐり「PET-BOX(ペットボックス)代表 山田珠莉さん」(令和8年6月15日号)
ひとめぐりは、目黒区で活躍するかたにスポットを当てて紹介する、めぐろ区報の連載記事です。
令和8年6月15日号 vol.58
PET-BOX(ペットボックス)代表 山田珠莉さん

プロフィール
山田珠莉(やまだしゅり)さん
全国展開のバラエティー雑貨店でバイヤーや店長職を経験した後、祖父母が営む学芸大学駅前の小鳥専門ペットショップを継ぐ。店舗運営のほか、自身のデザインスキルを生かしたオリジナル小鳥グッズの制作・販売も手がける。
祖父母から受け継いだ店を守り鳥と人をつなぐ場所へ
思い出の店を次世代へ継承する決意
「私は目黒生まれではありませんが、祖父母のお店は子どもの頃から夏休みのたびに訪れていた場所。高齢を理由にお店を畳むと聞いた時、思い出の場所がなくなってしまうのは寂しく感じました」。そう話すのは、小鳥専門のペットショップ「PET-BOX」を祖母から8年前に受け継いだ山田さん。現在は母、弟と共に店を切り盛りしています。
「鳥好きなお客さんとの何気ない会話には、会社員時代とは違った、まちの人たちの日常に寄り添う心の通い合いや温かさがありますね」とうれしそうに語ります。店がある商店街には人々が自然と声をかけ合う穏やかな空気が流れていて、昔から変わらないまちの魅力を改めて感じているそうです。
時代と共に変わりゆく飼育と、優しく寄り添う店づくり
店を受け継いだ山田さんは、小鳥の飼育方法が時代と共に変化していると感じ、家族と協力し鳥の健康を最優先に、迎える側の知識もお客さんと学び合える店を目指します。その一歩として販売体制を見直し、全国的にも例の少ないお迎え前の健康診断を行う体制を整えました。さらに、前職の経験からグッズ制作やSNS発信にも注力し、活動の幅は今や国内外へと広がっています。

「お店を知ってもらおうと始めた活動が、同時に健診の必要性や正しい知識を広める窓口にもなっています」。また、祖母の代からのお客さんがSNSでメッセージを送ってくれることも。「親子3世代で訪れるかたもいて、地域に支えられてきた店だと実感します」。鳥を迎えた後の元気な写真もよく送られてく
るそうで、その温かな交流が日々の励みになっています。


鳥と人が安心して暮らせる、心地よい場所に
現在、山田さんは鳥専用ペットホテルの今夏開業に向けて準備を進めています。複数の鳥が同じ環境に滞在することになるため、ここでも預かり前の健康診断を必須とする方針です。「まずは小さな規模で、お客さまと相談しながら丁寧に進めていきたいですね。小さなお店だからこそ、柔軟に挑戦できる強みがあります」と話す山田さん。「グッズやSNSを通して店を知ってもらうだけでなく、鳥にとってより良い環境を考えるきっかけをつくれたらうれしいです」。今年で創業50周年を迎える「PET-BOX」。山田さんの新たな感性が加わり、これからも鳥と人をつなぐ場所として歩みを続けていきます。
お問い合わせ
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ファクス:03-5722-8674