藤森静雄は、1914年12月初めに、病床にあった妹を亡くします。《すすりなくたましひ》は、その心情を表現した作品と推定できます。また、この作品にも見られますが、『月映』時代の藤森の作品の特徴のひとつは、宇宙を思わせる空間を描き出していることです。それは宗教的な天上世界という概念、そして
町田市立国際版画美術館
2025/1/11(土) 07:36
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